不満点は“強いて挙げれば”レベル

トヨタ・ラクティス

水平基調のインテリア。プリウスのフレームを用いて作られたシートは、プリウスを超えるくらいの仕上がりだ


強いて言えば素直&スムースな変速をしてくれる1.3リッター(新型CVT)と比べ、従来型CVTを使う1.5リッターモデルは多少違和感があるところか(アクセル開度少ないとギア比が変わらず加速緩慢。少し踏み込むとイッキにギア比変わって加速し過ぎる傾向)。まぁ普通の人なら気にならないレベルかと。

むしろ上級モデルであるプリウスのフレームを使ったシートは、プリウスより座り心地良くて快適。乗り心地も上手に「ツキ上げ感」を無くしており、これまたプリウスを大幅に凌ぐ。ウルサイ私でさえこの評価。ラクティスに乗って不満点を挙げられる人はほとんど居ないんじゃなかろうか。

1.5リッターモデルを選ぶとクルーズコントロールが標準装備されるため、ロングドライブ時に使えば誰でも良い燃費になる。海外向けモデルに採用されているアイドリングストップ装置(10・15モード燃費は21.5km/Lくらいになるそうな)さえ付けられれば100点でしょう。

ウェルキャブなら、ラクティス?

トヨタ・ラクティス

1.3リッターモデル、1.5リッター2WDモデルが20.0km/L、1.5リッター4WDモデルが18.4km/Lと燃費は申し分ない


最大のライバルはラクティスに匹敵する室内スペースを持ちながら安価な「ホンダ・フィット」である。1.3リッターモデルで20万円以上安い。1.5リッターモデルも10万円以上お買い得だ。加えて燃費だってフィット優勢。購入の際にはぜひともフィットと迷って頂きたい。

注目したいのが177万7000円で買える車いす仕様の「ウェルキャブ」。今や高齢者問題は待ったなし。ラクティスのウェルキャブなら、介護者が高齢の方でも楽に乗降させられます。車いすを使う頻度の増えたご家族の居る方におすすめてしておく。現時点で最もバランスの良い車いす搭載モデルだと思う。
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