東京土産のニューフェイスが続々!
さて私・東京ガイド的に気になっていたのは、「グランスタ “ダイニング”という名前だけれど、東京土産はあるのか?」ということ。結果は……東京土産のニューフェイスが色々と登場していました!まずはイートインゾーンから。ジンジャー専門店『銀座のジンジャー』では、銀座で人気に火がついた「飲むショウガ」のシロップを販売しています。元々銀座1丁目のお店は、フランス式ジャムの専門店としてオープンしましたが、ジャムをジンジャーエールで割って飲むというスタイルを追求していくうち、ジンジャーシロップ作りに行き着いたのだとか。その味わい、そして「冷えた体を温める」という日本古来のショウガのチカラが銀座・丸の内で働く女性たちにうけ、今回はジンジャーシロップ専門店としてオープンしました。他にはない面白さ、銀座というネーミング、そしてギフトにふさわしいスタイリッシュなボトルなどなど東京土産としての魅力たっぷり。ショップには、その場ですぐ飲めるカウンターバーも併設されています。
創業100周年を迎えたセレクトショップ・紀ノ国屋の『KINOKUNIYA entrée』にも見逃せない東京土産が。それはグランスタ ダイニング店でしか手に入らない『東京限定青森りんごのツインパイ(1000円)』、青森産紅玉りんごを使った手軽なサイズの自家製アップルパイ2種類の詰め合わせです。
真っ赤なボックスがキュートですが……「でもなぜ東京土産で青森りんご?」 実は紀ノ国屋には戦後間もない頃、青森のりんご農家と共に苦労を重ねながら、東京に上質なりんごを輸送するという大仕事に取り組んだ歴史があります。この絆は今でも結ばれていて、青森のりんご農園とは交流が深いのだそう。東北新幹線新青森開業記念、また創業100年の紀ノ国屋の歴史の1ページを東京土産にしてみてはいかがでしょう。
レストランゾーンにも要チェックなお土産が。食堂車がそのままグランスタ ダイニングに入ってきたかのような店『日本食堂』は、寝台特急カシオペア号、北斗星号で食べられているフランス料理を楽しめるレストランです。
ここでテイクアウトできるスイーツが『東京駅赤レンガパウンドケーキ(1200円)』。東京駅の象徴・赤レンガの色にこだわったパウンドケーキは塩キャラメル味で、ヒマラヤの赤塩を使用。甘さを塩で抑えた、大人の味わいです。
この他、スウィーツ&カフェ『patisserie KIHACHI & DESSERTCIRKUS』でも、熊谷喜八シェフと、デンマーク王室のデザートシェフ、モーテン・ヘイバーグ氏のスイーツを詰め合わせ、東京駅限定アソートとして販売しています。
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