株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

株価の底値を見極める方法とは?

よく株価が「底を打った」や「底を抜けた」など、株価の下値目安として「底値」と言う言葉が使われます。初心者にとって、「底値」と言われればなんとなく理解は出来るかもしれませんが「二番底」や「底値割れ」などと言われると分からない方もいるかと思います。そこで今回は底値についてお話します。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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よく株価が「底を打った」や「底を抜けた」など、株価の下値目安として「底値」と言う言葉が使われます。初心者にとって、「底値」と言われればなんとなく理解は出来るかもしれませんが「二番底」や「底値割れ」などと言われると分からない方もいるかと思います。そこで今回は底値についてお話します。

底値とは?

底値

日経平均株価の底値

株価の底値とは、「一定の期間における株価の最安値」です。
例えば上のチャートの場合、日経平均株価の過去5年間の底値は
2008年10月10月に付けた6994.90円が底値となります。

一般的に株価が「二番底を付ける」というのは上記チャートの場合、
「日経平均株価が6994.90円を下回る」というのと同じです。
ではどのように株価の底値を推測するのでしょうか?
私が活用している方法についてお話します。
 

株価の底値を推測する方法

株価の底値を推測する方法として私が活用している方法が、移動平均線との乖離率です。

 

移動平均線

移動平均線

移動平均線とはある一定期間(5日、25日、13週、26週など)における株価の終値を平均して算出した数値を線で結んだものが移動平均線です。

一般的に移動平均線は、日足のチャートの場合、5日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線が使われることが多く、短期的(数日)な底値を推測する場合、5日移動平均線からの乖離率、中期的な底値を推測する場合、25日移動平均線からの乖離率を見ます。5日移動平均線との乖離率を見る場合、目安としては乖離率が-10%以上、25日移動平均線との乖離率を見る場合の目安としては-20%以上を見て該当すればその銘柄は底値に近いと判断しています。

個別銘柄の乖離率はヤフーファイナンスなどでみることが出来ると思います。ぜひ参考にしてみてください。

 

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