こんなときはワイドコンバージョンレンズを使おう
▲コンバージョンレンズ
子供の誕生日、ケーキを家族全員で囲んでビデオを撮ろうと三脚を設定。いざ撮ろうと思ったら、左右か欠けて家族全員がうまく収まらない。ビデオカメラのズーム調整もワイド側にいっぱいいっぱい。もうちょっと下がれば家族全員が入るのだけど、後ろは壁。
よくありますよね。また、パーティ会場などでもこうしたシーンがよくあります。こうしたときに利用したいのが、「ワイドコンバージョンレンズ」です。
コンバージョンレンズとは
コンバージョンレンズというのは、ビデオカメラのレンズ側に装着して利用する、拡張レンズのことです。これを利用すると、ビデオカメラ本体のレンズの焦点距離よりも、より広角側、あるいは望遠側で撮影できるようになるというものです。焦点距離などというと難しそうですが、簡単にいえは、使わないときよりも、もっとワイドで撮れる、あるいはもっと望遠で撮れるというレンズなのです。
このうち、ワイド側で撮れるコンバージョンレンズを、「ワイドコンバージョンレンズ」や「ワイドコンバーター」、あるいは「ワイコン」などと呼んでいます。これに対して、望遠で撮れるコンバージョンレンズを、「テレコンバージョンレンズ」や「テレコンバーター」、あるいは「テレコン」などと呼んでいます。
▲ワイドコンバージョンレンズとビデオカメラ
ワイコン:キヤノン ワイドコンバーター「WD-H58」
ビデオカメラ:キヤノン HF S10
ただ、現在のビデオカメラはデジタルズーム機能が優秀で、望遠側に関してはテレコンなどの必要性を感じません。でも、屋内での撮影となると、やっぱりもっとワイドに撮れればと思うことが多々あります。ですので、オプションとしてテレコンを持っておくことをおすすめします。