除湿機/除湿機関連情報

除湿機の選び方・4つのステップ(2ページ目)

梅雨は除湿・冬は結露対策と、年中活躍する「除湿機」。今シーズンは新方式も登場し、ますますパワーアップ!そんな「除湿機」の選び方をまとめてみました。

執筆者:戸井田 園子

Step2.使用する季節を想定する

季節により適した「除湿方式」が異なりますので、除湿機に求める目的の優先順位を整理してみましょう。メインで使用する季節がいつになるのかが想定できます。

 室内の除湿
 押入れなど収納の除湿

梅雨~夏メイン
→コンプレッサー方式     洗濯の室内干し
(花粉対策・部屋干対策など)

春~梅雨メイン →ハイブリット方式     室内の結露対策

冬メイン →デシカント方式     水回りの除湿

一年中使用 →ハイブリット方式
以上のように、メインで使用する季節に適した「除湿方式」を第一候補とします。これを踏まえて、次のステップへ進みましょう。


Step3.使い方をイメージ

どのように使うのか、どの位の広さで使うのかにより、おすすめが異なります。ご自身の生活スタイルをイメージして見て下さいね。

□ 主に居間で使う
広い空間では除湿パワーが大きいものが必要です。除湿量の多いコンプレッサー式がベストでしょう。

□ 寝室など個室で使う
就寝時も運転するのであれば、運転音が気になることもあります。コンプレッサーの無いデシカント方式の方が静かです。

□ あちこち移動して使う
移動し易いキャスター付きやハンドル付きが便利。また、本体サイズ・重さにも注意しましょう。

□ 押入れなど収納を除湿したい
ルーバーの角度によりスポット的に除湿できるタイプや、スポット用のアタッチメント付きなどがおすすめ。

□ 留守の間にも運転したい
タンクが満水になると自動的に運転を停止するので、タンク容量の大きいものを!または、オプション部品で、連続排水が可能になるタイプもありますので検討しましょう。タイマーやセンサーも要確認です。

□ 布団乾燥もしたい
機能に「布団乾燥機能付き」と掲載している機種がありますので、確認して下さい。除湿機本体にヒーターを搭載しているタイプだけとなります。

□ 簡易冷房としても使いたい
室内全体を冷やすことはできませんが、スポット的に冷風がでて涼むことができるタイプがあります。除湿方式はコンプレッサー式となります。

以上の様に、使い方により適した方式・欲しい機能が異なります。Step2と3の結果から、最終的にどのタイプがベストかを絞り込みましょう。


最後のステップは、メンテナンスとコストです。続けてどうぞ!
 Step4.メンテナンス&コストチェック!>>

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