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冷蔵庫の選び方・4つのポイント(4ページ目)

冷蔵庫は食生活を支えるメインの家電です。だからこそ、自分にぴったりのものを選びたいですよね。そこで今回は、冷蔵庫の正しい選び方を、4つのポイントに整理してみました。ご覧下さい!

執筆者:戸井田 園子

省エネチェックで賢く節約しよう!

省エネラベルの数字でチェック

冷蔵庫は、省エネラベリング制度 の対象品のため、国の省エネルギー基準を達成しているかどうかを、店頭・カタログでラベル表示しています。このラベルには『省エネ基準達成率』『年間消費電力量』が明記されていますので、しっかりチェックしましょう。
『省エネ基準達成率』
その製品が、省エネ法に基づいて決めた“省エネ基準(目標値)”をどれくらいクリアしているかを%で示します。この数値が高いほど、省エネ性能が高いといえます。

『年間消費電力量』(kWh/年)
この値が小さいほど省エネ性に優れています。一般に、容量が大きいと消費電力量も大きくなりますが、最近は逆転している場合もあります。良く確認してみましょう。

販売価格が安くても年間の電気代が高いと、結果的に高くなることもあります。ランニングコストも考慮して、総合的に判断しましょう!
【参考】省エネラベリング制度・賢い選び方をするには


これからは、ノンフロン冷蔵庫です!

最後に・・環境に関しても少し考慮してみましょう。冷蔵庫は冷媒として「フロン」を使用しています。この「フロン」がオゾン層の破壊をするということで、問題になっているのは皆さんもご存知かと思います。ここで簡単に「フロン」についてご説明しましょう。

従来、冷蔵庫の冷媒や断熱材の発泡剤に使用されていた、CFCという『特定フロン』は、オゾン層の破壊を引き起こすと言われ、1995年末でCFCの生産は全廃されました。その後、HCFやHFCなどの『代替フロン』に切り替えられてきました。しかし、これらは『特定フロン』よりオゾン層破壊は少ないものの、破壊ゼロではないため、2020年までには全廃される予定となっています。

そこで各メーカーでは、今まで使用していた『代替フロン』を『ノンフロン』へ切り替えています。国内のメーカーでは、2002年からノンフロン冷蔵庫を発売していますが、まだ全ての機種が『ノンフロン』ではありません。購入される場合はチェックをしてみて下さい。これからは、環境のことも考えて『ノンフロン』冷蔵庫ですね。
 
* * * * *


以上が、冷蔵庫を検討する際のポイントです。大きさ・形状・機能・省エネなど、チェックポイントはたくさんありますが、これらのポイントをひとつづつしっかり検討して商品を絞り込めば、失敗のない冷蔵庫選びができますよ!是非、自分にとって最適な冷蔵庫を見つけて下さい。

【参考記事】
冷蔵庫各社の違いは?【基本編】
【参考INDEX】
冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫のおすすめ人気ランキング10選|サイズいろいろ生活の必需品!
小型冷凍庫のおすすめ人気ランキング10選|食材の貯蔵にワザあり!
 
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