ヒーター・暖房機器・ストーブ/暖房器具

電気暖房機の種類と選び方(2ページ目)

冬の家電の代表格といえば『電気暖房機』。電気の暖房機は、火を使わないため安全で空気も汚れないのがメリット!そこで、今回はこの『電気暖房機』にスポットをあててみました!

執筆者:戸井田 園子

長時間ならオイルヒーター


参考商品:Electrolux
オイルヒーターとはパネル内部にある密閉された難燃性のオイル(オイルは補充不要です)を電気で温め、そのオイルを循環して放熱するタイプの暖房機です。オイルヒーターは、この放射熱により部屋全体をおだやかに暖めるので、ソフトな暖かさが人気。輻射暖房の優しさです。
リビングをはじめ、寝室や子供部屋などで朝まで暖房したいなど、長時間使用するのに向いています。結構重量がありますが、キャスター付きのため、移動は可能。価格は2万円前後~4万円後半とやや高くなるのがちょっと悩ましいところです。

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ガイドの使用感
学生の頃10年くらい利用していました。立ち上がりが遅いので、瞬間的に暖めたいという使い方には適しません。いつも1時間前くらいにスイッチを入れて、前もって部屋を暖めていましたね。今は、ON・OFFタイマー付が多いので、セットしておけば、生活パターンに合わせて部屋を暖めておくこともできます。寝室で朝までつけていても、室内はずっと快適!本当に心地よい暖房だったと記憶しています。長時間いる部屋の暖房としては最適です。
難点は本体が20kg前後と重いこと。押入れの上段などにはしまえませんので、使わない夏場の収納場所は考えておかなくてはなりません。



光のパワーで暖めるハロゲンヒーター


参考商品:森田電工
ハロゲンヒーターとは、扇風機のような形をした暖房機で、ここ2・3年よく見かけるようになりましたね。これは、ハロゲンランプのハイパワーな“光”を熱に変える仕組み。立ち上がりが早いのがメリットで、スイッチを入れるとあっというまに暖かくなってきます。脱衣所や冬の朝の着替え時などに便利です。また、朝の寒い時や帰宅時など、瞬間的に暖かくした時などに最適です。価格は5千円~1万円程度。

いろいろなタイプがあります!
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ガイドの使用感
スイッチを入れた直後から、かぁ~っと暖かくなります。急速に暖まりたい時には確かに効果的。後ろにある反射板で光が反射してくるので、部屋が明るくなる感じがするほどまぶしい感じでした。
扇風機と同様に場所をとるのがデメリット。デザイン的にもスタイリッシュ・・・とは言い難いですね。


*****


いかがですか?電気暖房といってもいろいろありますよね。
セラミックファンヒーターのように、温風で暖める「強制対流式」のものに対し、遠赤外線・オイル・ハロゲンは、温風のでない「自然対流式」となります。「自然対流式」はほこりを舞い上がらせる事もなく、無風・無音での運転が可能です。更に、空気の乾燥(湿度を下げる)の心配がないという点からも、健康的な暖房機といわれています。最近は、この「温風がでない暖房機」が人気のようです。それぞれの特徴を踏まえて、使い方に適したものをセレクトしてみてください!


【各タイプ別商品情報】

温風タイプ「強制対流式」をお探しの方は・・・
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輻射熱タイプ「自然対流式」をお探しの方は・・・
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