土地購入/土地探しのポイント

限られた敷地-どう建物を配置する(2ページ目)

一般的には日当たりのよい南側道路の敷地が好まれます。しかし決して南側道路の敷地だけが良いわけではありません。北側道路の敷地にも有利に働く点はあるのです。そのほかにも様々な形の敷地があります。限られた敷地を上手く活かして快適な住まいづくりを目指しましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

敷地を9つに分ける

間取りを考えるときすぐに部屋数や部屋の広さを考えるのではなく、まず敷地を9つのゾーンに区切って考えてみて下さい。図のように9つのゾーンに分けることで、周囲環境との関係性や敷地の有効活用のヒントが生まれてきます。
敷地を9つに分ける

(参考:「住まいの解剖図鑑」増田奏 著)



パターンの分け方

 

 

 

 

 

 

一般的にはAの道路と並行パターンか、Bの道路と直交パターンが多いかもしれません。Cの中庭パターン、Dのがんこうパターン、Eのコートハウスパターン、Fの並行パターンなどは周囲環境に左右されやすく、どちらかといえば都市型に多く見られるパターンといえます。いずれにしてもまずは敷地の使い方を大きくとらえ、ある程度ゾーニング計画が決まったのちに隣家との窓の位置などを細かくつめていき、採光・通風を考慮しながら形を決めていくと良いでしょう。
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