カフェ/神田神保町・馬喰町・新宿・飯田橋のカフェ

cafe Birdbath(カフェバードバス)…笹塚・幡ヶ谷

幸福な恋の記憶のつまった「兄貴のパウンドケーキ」をはじめ、晩酌にぴったりのごはんプレートなど、手間をかけたメニューが並ぶカフェをご紹介します。店名は女性オーナーが「鳥たちが水浴びしてリフレッシュする場所」という意味をこめて命名。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

鳥たちが水浴びをしてリフレッシュするように

cafe Birdbathは鳥たちが水浴びをする場所という意味をこめて、2009年9月にオープンしたお店。「ここで羽をやすめてリフレッシュしたら、また元気に飛び立ってほしい」とオーナーの神戸智子さん。
多肉植物のリース

入口で多肉植物のリースが迎えてくれました。

塀に囲まれたささやかな前庭付きの、築40年になる二階建て一軒家。カフェはその一階の二部屋を改装して開かれています。
駅からカフェへと向かう道すがら、どうも見覚えのある道順だと思ったら、かつては中国茶カフェKINOが営まれていた場所だそう。KINOの閉店後は写真スタジオとしても使われました。

スケルトンの状態でこの空間を借りて自分たちで改装したというカフェは、容れ物こそ低予算をテーマにしなければならなかったものの、コーヒーも食事もスイーツも手間ひまをかけた丁寧なおもてなし。

そして、オーナー神戸さんのお人柄なのでしょう、すでに改装作業中から人の気持ちのあたたかさを感じるエピソードが次々に生まれていきました。

通りすがりの人々が、大工仕事を手伝ってくれた

カフェの店内

初めて物件を見たとき、スタッフと「沖縄のオバアがやっている食堂みたいだね」と話し合い、どことなく南の島のゆるい空気を思わせる内装が完成しました。

改装作業は神戸さんとスタッフの松本さんが中心となって、壁のペンキ塗りから古道具屋で購入した家具の修理まで、ほぼすべてをセルフビルド。しかし意外にも、改装期間は1か月半とかなりスムーズに進みました。

「作業をしていると、お店の前を通りかかった人たちがのぞきこんでいくんです。大工だったというおじいちゃんが、のこぎりの挽き方はこうするんだよ、と教えながら手伝ってくれたり、運送会社の人がついでに手伝ってくれたり」

暑いさなかの肉体労働でも、いっしょに参加したくなるような楽しげな空気がそこにあったのでしょう。
小鳥のモチーフが店内のあちこちに。

小鳥のモチーフが店内のあちこちに。

それでは次のページで、丁寧な手作りメニューの数々をご紹介しましょう。恋する人に幸運が訪れそうな逸話を持つ「兄貴のパウンドケーキ」は、コーヒーによく合う一皿です。
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