リアルフード、リアルオーガニック
オーガニックブレッドが並ぶベーカリーとデリカテッセン。カフェにはテラス席も設けられています。
以来30年以上にわたってオーガニック農法を実践してきたデイルズフォードが、本国のみならずヨーロッパ各国で多くの人々に支持されているのは、「リアルフード(本物の食材)を栽培・生産し、自然に育まれた持ち味を活かすよう調理する」というスタイルを貫いているため。
デイルズフォードが提唱するオーガニックは、安心、安全なだけではなく、さらに一歩進んでおいしいことがポイント。
「オーガニックはおいしい」「オーガニックはライフスタイル」という理念に基づき、オーガニック農法=自然が意図した方法で食物を生産しています。
環境に負荷をかけず、資源を枯渇させないその農法は、もちろん人工添加物、農薬、化学肥料、成長促進物質や除草剤などを極力使用しません。そうやって自然のままに育てられた本来の味こそが、リアルフードなのです。
グロサリーに並ぶイギリス直輸入のデイルズフォードのオーガニック食品は、審査基準の厳しい英国ソイル・アソシエーションの認証を受けたもの。
青山店のシェフにお話をうかがいました
「シンプル、シーズナル&ナチュラル」をコンセプトにしたレストランのシェフをつとめるのは、箱根のオーベルジュ、オー・ミラドーで4年間腕を磨き、青山のレ・クレアシヨン・ド・ナリサワで3年間スーシェフとして活躍してきた掛川哲司さん。「食材の調達に大変な努力が必要でした」と掛川シェフ。国産のオーガニックビーフ、オーガニックチキンを扱う会社はそれぞれ1社ずつしかないのですって。シェフにうかがったお話を次ページで詳しくお伝えしましょう。