収納をインテリアの構成要素に加える
リビングでは明るく開放的な空間づくりがインテリアのカナメになりますが、その一方で、窓が多過ぎて落ち着かない空間になる恐れがあります。窓は採光と通風、眺望のために。壁は収納や飾りの場として、バランスをとりながら窓のとり方と壁の残し方を検討するのがポイントです。壁面の色と収納、収納と窓辺のファブリックとのコラボレーション
この作業を進めていくと、窓のサイズを見直すきっかけになります。例えば、掃き出し窓を腰高までの窓に変更することによって、腰高のカウンター収納を取り入れた落ち着いた空間づくりへとイメージが発展するかもしれません。リビングとつながった和室がある場合にも、同じように検討していきましょう。
収納でインテリアのイメージを高める
ダイニングスペースも同様に、室内展開図を使ってイメージを固めていきます。キッチンとのつながりがあり、さらにリビングへと連続するスタイルのダイニングが多いので、どちらともバランスよく調和するインテリアづくりがポイント。それぞれの空間での過ごし方と、視線の流れについて具体的な検討が必要です。メッセージボード&収納で「お片づけコーナー」をつくる
寝室や子供部屋も、同じように収納家具を取り入れたインテリアを検討してみましょう。そして部屋での過ごし方を具体化して、理想とする間取りへとつなげていってください。
撮影場所:イケア・サステナビリティハウス「東京デザイナーズウィーク2010」