電子レンジの特性

電子レンジで水を温めると……

手軽に見える電子レンジだが、水を温めると意外と電気代はかかる

電子レンジは加熱する対象物の内部にある水の分子に反応し熱が発する構造になっています。しかし全てが液体のものを加熱するよりも固体の中に水分が入っているものを加熱するほうが得意というのが電子レンジの特性。

例えばジャガイモのような根菜や、小松菜などの葉物野菜を加熱したい場合は、水からお湯を沸かしその後に数分加熱するよりも、電子レンジで加熱した方が早く光熱費も節約できます。しかし、ほうれん草のようにシュウ酸が強いものはお湯の中で茹でることによりシュウ酸が抜けて美味しくなるため、それぞれの食材にあった加熱方法を選択することが必要です。

またコップ1杯であっても電子レンジで加熱された液体は、加熱が終わり電子レンジから取り出す際に、コップ内のお湯が傾いた瞬間に「突沸」という熱湯が噴射する危険性があります。水を沸騰するまで電子レンジで加熱した場合はコップ自体も熱くなっているため、加熱が終わったら冷めるまでしばらく待ち、その後静かに取り出すよう注意しましょう。


今回はあくまでコップ1杯(200ml)の水が沸騰するまでの光熱費を計測したため、水の量が変わったり、温める温度が違ってくると優劣も変わってきます。また利用するやかんやカップの素材によって多少の差は出てきますが、手軽に見える電子レンジで水を温めると意外と電気代はかかってしまうものなのです。

環境や用途に応じて加熱手段を使い分けていきましょう。


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