コレド室町
2010年10月28日(木)に東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅から直結の便利な立地に「コレド室町」がOPEN。「日本をにぎわす日本橋」をコンセプトに日本橋の歴史を活かしつつ、新しさを取り入れた18のレストランと7のショップで構成されています。その中でスイーツとして注目の2店をご紹介しましょう。
ミシュラン星付きフレンチの洋菓子店
金井幹雄氏
「エメ・ヴィベール」でデザートとして提供しているものをシェフ・パティシエ金井幹雄氏がアレンジし、焼き菓子の他、看板商品である「パリ・ブレスト・エメ」を販売。テイクアウトで、繊細なスイーツを楽しめます(隣の“カフェ エメ・ヴィベール”では、イートインでここのスイーツはいただくことはできません)。
*金井幹雄氏は、「ロオジェ」を経験後、渡仏され、フランスロワール地方の「MOFエリックサゲズ」「ランペリアル」等で修行。 2004年から「エメ・ヴィベール」のシェフパティシエに就任されています。
看板商品「パリ・ブレスト・エメ」
シュー生地には発酵バターとフランス産ゲランドの塩などこだわりの素材を使用。仕上げに、スライスアーモンドと、たれ蜜を細かく糸状に振りかけています。シュー生地はよく焼いてありバリッと少し固めで、バターの風味もよいです。シュー生地に挟まれている完全自家製のプラリネクリームは、スペイン産マルコナ種のアーモンドを使用。丁寧にキャラメリゼした後、細かく砕き、ペースト状にしています。香ばしさが一味違います。
クレームブリュレには希少なニホンミツバチのはちみつ「たれ蜜」とマダガスカル産のバニラビーンズを使用。上品な風味が全体のバランスを整えています。
ロイヤルブルーのBOXも美しい!これで1890円とは、手土産にもよさそうです。
*パリ・ブレストとは
1891年フランスで開催された、パリとブレストを往復する1200kmの世界最古の自転車レース「パリ・ブレスト・パリ」を記念して、自転車好きのパン職人が生み出したといわれています。自転車の車輪をイメージしてつくられたお菓子は「パリ・ブレスト」と名付けられ、レースとともに長年愛されています。
次のページでは、パリ・ブレスト・エメ以外のスイーツをご紹介します。