チェコ/プラハ

プラハの観光(4ページ目)

プラハは中世の時代から、東西を結ぶ交通の要衝として栄えてきました。こうしたなかで、プラハは独自の文化をはぐくみ、中欧の文化の中心地として発展を遂げてきました。そして、それはこの街に多彩な顔をもたせることになりました。音楽の街、美術の街、建築の街、そしてビールの街。プラハの多彩な顔を切り取るようにして楽しむのが、この街の旅の仕方だと思います。

執筆者:増田 幸弘

ビールの街、プラハ

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ホスポダでビールを注ぐスタッフの腕前が、店のビールの味を活かす

プラハを知るにはビールを飲みに、「ホスポダ」と地元の人たちが呼び親しむビアホールを訪ねるのがいちばん。ホスポダはドイツのビアホールのように大きなところよりも、こぢんまりとしたところが多く、いつもおおぜいの人たちで賑わっています。

どのホスポダも常連の人たちがいて、しかもいつ何時からどの席に座るかも決まっています。だれもいないのに満席だといわれたり、予約と書かれた紙が置いてあるのはこのためです。

ホスポダではなにも頼まずとも、黙っていればビールが運ばれてくることが多いです。ジョッキが空けば、また新しいビールがきます。ビールを飲み、地元の人たちと飲み交わせば、プラハっ子になった気分を楽しめるでしょう。

「黄金の虎」や「ウ・ピンカスー」のような観光客に人気のホスポダも楽しめますが、観光ガイドに載っていない地元の人しか行かないようなホスポダもおすすめです。窓から店内を覗いてみて、たくさんの地元のお客さんでにぎわっているようなお店ではとてもおいしいビールが飲めるはずです。
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