その他のポイント
その他、犬を撮影する際に覚えておきたいことはあるでしょうか。「カメラを覗いた時、いらないと思う余分なものは削りましょう。被写体となる犬との位置関係も考えてみてください。可能ならレフ板などの小道具を使って撮影するのもいいでしょう。レフ板は逆光時に有効です。光をレフ板に反射させて光を綺麗に回すわけですが、感度設定やストロボの設定にしろ、こうしたちょっとした手間を惜しまないということが写真をより綺麗に撮る秘訣ではないでしょうか。毎日たくさんのシャッターチャンスがあるのですから、ぜひとも素敵な写真を撮ってくださいね」(平山さん)
カメラは写してこそ意味あるもの。しまいっぱなしにせず、いつでも手にとれるところに置き、シャッターチャンスを逃さないようにしてくださいね。撮れば撮るほど上達するのが写真。素敵な愛犬アルバムができますように。
【取材協力】 プロカメラマン 平山舜二さん
プロカメラマン 平山舜二さん
office PW(平山さんが手がけるHP制作サイト)
東京工芸大学卒業後、主に広告写真の撮影に携わる。1999年にフリーランスカメラマンとして独立。雑誌の撮影から広告撮影など幅広く活躍する中で、現在ではペット関連、特に犬の撮影が最も多い。信条は「こだわり過ぎない」ということ。犬達の生き生きとした姿を切り取ることにかけては定評がある。