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愛犬の写真を上手に撮る方法(5ページ目)

愛犬の写真、たくさん残しておきたいですよね。より綺麗な写真で残せたら最高! でも、なかなかうまく撮れない……。そんな方に愛犬の写真を上手に撮るポイントをお教えします。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


ストロボをうまく使い分ける

「本来デジタルカメラは周りの光を判断して明るく撮影できるように作られていますので、感度設定をきちんとすれば基本的にはストロボなしのほうが綺麗に写るのですが、室内撮影の場合、状況によっては有効になるのがストロボです。コンデジであってもオートフラッシュ、強制発光、スローシンクロの3つはどの機種でも付いていると思います。昼間の明るめの室内で被写体がちょっと暗いなと思ったら強制発光、夜の室内ではスローシンクロを使うのがベストです。夜の室内光は夜景と同じと覚えておくといいですよ。ちなみに、スローシンクロはシャッタースピードを落とし、周りの光を取り入れて発光するのに対し、強制発光はシャッタースピードが固定されたまま発光するという違いがあります」(平山さん)

オートストロボ使用。影が目立つ
 
■オートストロボ使用。影が目立つ
部屋が暗いままオートでストロボをたいた写真。影が汚く見えて綺麗な写真とは言えない。

スローシンクロ使用。影も消えて綺麗
 
■スローシンクロ使用。影も消えて綺麗
部屋の電気を全て点け、感度を800に設定してスローシンクロで撮った写真。影も消えてすっきり。

使える機能はフルに使う

よくある赤目写真。これではせっかくの可愛さも半減です。

よく見られる赤目写真
 
■よく見られる赤目写真
「せっかく付いているのですから、カメラの赤目軽減機能を使いましょう」(平山さん)

赤目が軽減された
 
■赤目が軽減された
「この機能を使うと、違いはご覧のとおり。使える機能はフルに使わないともったいないですよ」(平山さん)

雰囲気づくりや構図でワンランク上の写真を

もうちょっと雰囲気のある写真を撮りたいなぁと思うことがありますよね。

「何か物足りないなと思った時には、横にボールを置いてみる、植木を置いてみる、アングルを変えるなど少しスパイスを足すことで、がらっと違った写真を撮ることができます。部屋の中が乱雑な場合、逆光にして露出補正をかけ、バックを飛ばすといったような手法もあります。見せたいものを中心にアングルと背景を工夫しながら撮っていくと、意外な写真が撮れたりして楽しいものですよ」(平山さん)
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