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愛犬の写真を上手に撮る方法(4ページ目)

愛犬の写真、たくさん残しておきたいですよね。より綺麗な写真で残せたら最高! でも、なかなかうまく撮れない……。そんな方に愛犬の写真を上手に撮るポイントをお教えします。

大塚 良重

大塚 良重

犬 ガイド

犬専門ライター歴25年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌や新聞での連載や、取材記事、書籍、一般雑誌、web等で執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、“犬こそソウルメイト”。

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室内で撮影する際のポイント

室内での撮影では、光をうまく捉えることが大きなポイントになります。

「室内で写真を撮る場合、被写体が明るいかどうか、被写体と周りの明るさを見ることはとても大切です。室内はライトが上にあることがほとんどなのでダウン光、それに窓から入ってくる光がプラスされます。基本的には被写体が窓際に向いていれば一番光が回って綺麗に撮れるということになりますが、そういうケースばかりで撮影するとは限りませんので、まずは自分の手を使い、場所と向きによってどのくらい写りが違うものなのかを確かめて撮影ポイントを決めましょう。その前に、室内の灯りは全部点けておきましょうね」(平山さん)

窓に背を向けて撮影
 
■窓に背を向けて撮影
窓に背を向けて撮った時のもの。窓からの光があるので室内の様子も綺麗に写っている。

壁に背を向けて撮影
 
■壁に背を向けて撮影
1枚目2枚目ともに立っている場所はほとんど同じ。現場にいると肉眼では大差ないように感じるが、写真に撮るとこんなに違いがはっきりと出る。

露出補正してみる

「どこで撮るか場所が決まったら、とりあえずシャッターを切ってみます。暗いように感じたら露出補正をして、写り方の違いを確認してみましょう。デジカメのいいところは、失敗してもそれを消して何度でも撮り直しができること。少しずつ自分の好みに近くなるポイントを探すといいでしょう」(平山さん)

感度設定する

「オート機能に頼らずISO感度の設定をしましょう。ゴールデン・レトリーバーのような明るい毛色の犬であればISO感度は400くらい、黒い毛色の犬であれば少なくとも400以上、800程度あれば大丈夫です(最近のデジタルカメラであれば多少感度を上げても極端に画質が悪くなりませんが、以前のデジタルカメラを使用していると画質が悪くなる場合があります)。感度を低くすると周りは暗くなります。感度を上げるのは周りの光を取り込むためと考えてください。ただし、1600や3200にまで上げてしまうと逆に画質が荒れるので注意してくださいね」(平山さん)
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