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愛犬の写真を上手に撮る方法(3ページ目)

愛犬の写真、たくさん残しておきたいですよね。より綺麗な写真で残せたら最高! でも、なかなかうまく撮れない……。そんな方に愛犬の写真を上手に撮るポイントをお教えします。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド


生き生きとした動きのある写真を撮るには

いつもオスワリばかりの写真じゃつまらない。もっと動きのある写真を撮りたい時にはどうしたらいのでしょうか?

「連写モードを使うことが多いと思いますが、それでもピントがうまく合った写真が撮れないという時は、被写体、つまり犬との距離が近過ぎるのでしょう。少し距離を離れて望遠にすると、ピント差(ピントが合う範囲)がなくなってピントが合いやすくなります。ファインダーに写る被写体の大きさを決めたら、脇を締め、カメラをしっかり持って犬の動きに合わせ、カメラをふります。シャッタースピードが優先になる撮影モードがベストですね。ファインダーから覗いていると、どうしても被写体は大きく見えがちです。しかし、実際撮った画像を見てみると実は意外なほど小さく写っているもの。撮りたい部分だけに集中して撮るといいと思います」(平山さん)

向かってくる動きを撮る時

同じ動きでも、犬がこちらに向かって走ってくるような縦の動きがある時のポイントは?

「カメラは基本的に横の動きには強いですが、縦の動きには弱いんです。機種によってはオートフォーカスコンティニアンスモードという縦の動きに強い機能が付いているものがあります。最近のものは精度が上がったといっても、一眼レフに比べるとコンデジはシャッターのタイムラグ(シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでの間)が遅いです。ここだという場所を決めておいて、そこにピントを合わせておき、シャッターを半押しにしたまま、犬がそこへ来たらすかさずシャッターを切るといった方法がいいかもしれません。それも一瞬早くシャッターを切るのがベストだと思います」(平山さん)

明るい日中こそ活用できるフラッシュ

夏の日差しの強い日中など、妙に強い影が出たり、暗く写っていること、ありませんか?

「そんな時にお勧めなのが日中シンクロです。逆光のシチュエーションでもそうですが、フラッシュを強制的に光らせてやることで、強みのある影が柔らかくなって綺麗に撮れますよ。また、犬の目にキャッチライトが入って生き生きとした表情を作ることができます」(平山さん)
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