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愛犬の写真を上手に撮る方法

愛犬の写真、たくさん残しておきたいですよね。より綺麗な写真で残せたら最高! でも、なかなかうまく撮れない……。そんな方に愛犬の写真を上手に撮るポイントをお教えします。

大塚 良重

大塚 良重

犬 ガイド

犬専門ライター歴25年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌や新聞での連載や、取材記事、書籍、一般雑誌、web等で執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、“犬こそソウルメイト”。

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愛犬の写真、たくさん残しておきたいですよね。より綺麗な写真で残せたら最高! でもなかなかうまく撮れない……。そんな方に、愛犬の写真を上手に撮るポイントをお教えします。教えてくださるのは、犬の写真を数多く撮っているプロカメラマンの平山舜二さんです。

屋外で撮影する際のポイント

カメラ付ケータイで撮った画像
カメラ付ケータイで撮った画像。近年、その機能はコンデジに追いつきつつある。
一口にカメラと言っても、そのタイプや機能はいろいろ。一眼レフはレンズ交換ができたり、シャッタースピードも速いなど利点が多い反面、持ち運びとなるとコンパクトカメラやカメラ付ケータイのほうが便利。デジタルカメラが主流となり、みなさんの中でも愛犬との散歩にコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)を持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。

「今では、写りだけでいうならカメラ付ケータイもコンデジと区別がつかなくなってきています。これは記録用画像素子と小さくても高性能なレンズの進化のおかげでしょう。とはいえ、コンデジよりもシャッターを押した時のタイムラグが大きい、レンズが暗くてブレやすい、感度もコンデジに比べて高くない、ボタン操作も使いにくいなどの改良すべき点はあります」(平山さん)

これらは技術の進歩とともにすべて解決していくだろうという話ですが、カメラ付きケータイの一部の機種ではすでにコンデジの性能に追いついているものもあるとか。

「カメラ付ケータイはストロボがないので、どうしても夜間には弱い。感度設定も少ないものが多く、明るい場所で撮影するのに向いています。露出補正もやりにくい機種が多いので、逆光の状態の撮影は避けたほうがいいと思います」(平山さん)

「オートは確かに無難に撮れます。たとえば、ホワイトバランス(以下で説明)はいろいろな光源があるようなミックス光の条件下で最も有効に働きますが、太陽光だけの場合はマニュアルで合わせたほうがより見た目に近い仕上がりになります。プログラム撮影も暗い時には暗いなりの、動きが速い被写体にはそれに適した撮り方というものがあります。それぞれのカメラに付いている機能を充分に活用するには、自分が持っているカメラにはどんな機能があるのかを理解しておくことも大事ですよ」(平山さん)

自分のカメラの機能や特長、ちゃんと理解していますか? そうでなければ思ったようなものは撮れないということですね。では次に、実際の撮り方について教えて頂きましょう。
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