キャットフードの分類

アメリカにあるAAFCO(アアフコ:米国飼料検査官協会)が定めているペットフードの栄養に関するガイドラインが、ペットの世界的な栄養基準とされています。日本でも2009年6月から「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」が施行されています。これにより、ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入または販売は禁止され、製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられています。

キャットフードは目的に合わせて、以下のように分類することができますので上手に使い分けてください。

  1. 総合栄養食
    このタイプのフードと水があれば、猫が必要とする栄養素をすべて満たしている食事になります。毎日の主食として、このフードをメインに与えてください。ほとんどのドライフードはこの「総合栄養食」です。

    きちんとした定義はありませんが、総合栄養食のうちエコノミーフードとは比較的低価格で量販店でも購入できるもの。一方、プレミアムフードは比較的価格が高く、原材料のこだわりや製法に独自の技術を持っていて、主にペットショップや動物病院などで販売されており、量販店などでは販売されていないことが多いようです。自身の愛猫に適切だと思われるフードをお選びください。
     
  2. 間食(おやつ、スナックなど)
    猫の気分転換のおやつやご褒美として少量与えるものです。これだけでは猫の栄養素を満たすことができませんし、嗜好性の高いものが多いので、あげる時は「その理由」や「時間」「量」を決めた方が良いでしょう。1日あたりの必要カロリーの20%以下に抑えることが基本です。
     
  3. その他の目的食
    特定の栄養やカロリー補給、食欲増進を目的とした総合栄養食、間食のどちらにも当てはまらないフードです。これだけでは猫の栄養素を満たすことができませんので、おやつやトッピングとして利用してください。「一般食(おかずタイプ)」「一般食(総合栄養食と一緒に与えてください)」「カロリー補給食」「副食」などと表示されています。

    そのほか最近は、毛球ケア、歯垢がつきにくくなる、胃腸の弱い子用、妊娠・授乳期用、アレルギー対策用、猫種別様専門フードなどがあります。猫によって必要と思われる場合は、それぞれのフードをご利用ください。
     
  4. 獣医師が処方するフード
    何らかの疾患を持っている猫にあわせた療法食で、獣医師により処方されるフードです。心臓病用、腎臓病用、肝臓病用、糖尿病用、肥満用、下痢用、泌尿器症候群用、結石用、低アレルギー用など、色々あります。