ホームページはどんなツールを使って作るのがいい?

現在のスキルや目的によって異なりますが、個人でホームページを作成する際、使うツールは以下のように判断されるのがお勧めです。

※ここでは、プロ向け・企業向けのツールに関しては考慮に入れていません。作成ソフトは「初心者向け」のもの、CMSツールは「無料または安価で利用できる」ものだけを対象にしています。

■用途からホームページ作成用ツールを考える
■見栄え(デザイン)からホームページ作成用ツールを考える
■ブログの扱いでホームページ作成用ツールを考える
■その他

用途からホームページ作成用ツールを考える場合

趣味で個人サイトを作る場合(特に完成型が明確ではない)
完成型が見えているわけではなく、趣味で個人サイトを作り、必要に応じて徐々に拡張していきたい場合は、以下の方法がお勧めです。

  1. 最初は「ホームページ作成ソフト」を使って作る
  2. 分かってきたら、「テキストエディタ」でのソース編集にも挑戦する

最初からテキストエディタで書こうとすると、挫折するかも知れません。HTMLやCSSの知識が必須だからです。最初は市販の作成ソフトを使い、主にマウス操作で作るところから始めると、楽しく作業できるでしょう。

ある程度分かってきたら、HTMLやCSSのソースを読んで理解することにも挑戦してみて下さい。ソースを直接書ける方が、より細かく思い通りのページが作れるようになります。(ソースを記述できる知識さえあれば、ちょっとした修正にはテキストエディタを使う方が、圧倒的に早く作業できます。)

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組織や団体のサイトを作る場合(完成型が明確)
完成型が既に決まっており、できるだけ早く完成させたい場合は、以下の方法がお勧めです。
  • CMSツールを使って作る
  • 完成型テンプレートのある「ホームページ作成ソフト」を使って作る
CMSツールなら、あらかじめ用意されているテンプレートを活用することで、標準的なデザインで見栄えの良いサイトが早く作れます。

完成型のテンプレートが用意されており、文字や画像を当てはめるだけでウェブサイトを完成させられるタイプの「ホームページ作成」ソフトを使っても、見栄えの良いサイトが早く作れます。

CMSツールは、テンプレートから外れたページを作りにくいので(作れるが面倒)、テンプレートに当てはめるだけで完結できそうならCMSツールを、当てはまらないページが多く必要なら作成ソフトを選択すると良いでしょう。

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見栄え(デザイン)からホームページ作成用ツールを考える場合

最初から見栄えの良いデザインが欲しい(試行錯誤したくない)場合
作り始めの段階から見栄えの良いデザインが既に用意されている方が望ましく、特にデザインに関して試行錯誤をしたくない場合は、以下の方法がお勧めです。
  • 完成型テンプレートのある「ホームページ作成ソフト」を使って作る
  • CMSツールを使って作る
完成型のテンプレートが用意されている「ホームページ作成」ソフトなら、あらかじめ用意されているテンプレートに文字や画像を当てはめるだけで、整った見栄えの良いサイトが作れます。 CMSツールでも同様です。

【作成ソフトの場合】
メリット:デザインのカスタマイズも主にマウス操作で楽にできる。
デメリット:最初に選択したテンプレートから他のテンプレートに切り替えたい場合、既に作成した内容を活かせない場合がある。

【CMSツールの場合】
メリット:ページをたくさん追加した後でもテンプレートの切替が容易。
デメリット:デザインをカスタマイズするには、CMSツール独自の記述様式に関する知識が必要。

スキルに自信がない場合は、作成ソフトの方をお勧めいたします。

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見栄えの統一よりも1から自分で作りたい(試行錯誤したい)場合
デザインを1から自分で作りたい場合で、全ページのデザインを統一することよりは、様々なデザイン(レイアウトなど)を試してみたい場合は、以下の方法がお勧めです。
  • 「ホームページ作成ソフト」を使って作る
  • 「テキストエディタ」で1から作る
ホームページ作成ソフトなら、様々なデザインをページごとに自由に作れます。デザインのカスタマイズも、主にマウス操作で簡単に試せます。

既にHTMLやスタイルシートを直接記述する知識がある程度あるなら、テキストエディタを使って1から自由に作成するのも良いでしょう。既存ページのHTMLを読み込んで、要所を修正する形で試せば、かける労力は少なくて済みます。

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見栄えは統一したいが、1から自分でデザインしたい場合
全ページでデザインを統一したいが、そのデザインは自分で1から作りたい場合(デザインを後から変更する可能性のある場合)は、以下の方法がお勧めです。
  • CMSツールのテンプレートをカスタマイズして作る
CMSツールのテンプレートを自分流にカスタマイズすれば、全ページのデザインを一括して変更できます。たくさんページを作成済みの状態でデザインをリニューアルしたくなった際も、テンプレートを(新たに作成したリニューアル版に)差し替えるだけで、簡単に全ページを新デザインに更新できます。(前の版を残しておけば元に戻すのも簡単です。)

ただし、テンプレートのカスタマイズには、CMSツール独自の記述方法や、HTML・スタイルシートなどの記述知識が必要です。したがって、この方法を採るには多少のスキルが必要です。

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ブログの扱いでホームページ作成用ツールを考える場合

ブログを中心にしたサイトを作る場合
ブログがメインであり、ブログ以外のページはせいぜい数ページだけ……という場合なら、以下の方法がお勧めです。
  • CMSツールを使って作る
ブログを作るには、「Movable Type」や「Wordpress」などのブログツールを使う必要があります。これらは『ブログ機能を備えたCMSツール』とも言え、ブログ以外のページも同時に作成できます。ブログを中心にしたサイトを作るなら、ブログ以外のページもすべてCMSツールで作ってしまうのが楽です。

ただし、デザインをカスタマイズしようと思えば、HTMLやスタイルシートを直接記述する知識が必要です。また、レイアウトを含めて大きくカスタマイズするには、CMSツール独自の記述様式に関する知識も必要です。

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ブログは使うが、あくまでも1コーナーに過ぎない場合
ブログは使うものの、あくまでも個人サイト内の1コーナーに過ぎず、ブログ以外のページもたくさん作りたい場合は、以下の方法がお勧めです。

  1. ホームページ作成ソフトを使って作る
  2. ブログは、レンタルブログサービスなどを利用する(またはCMSツールを使う)

「ブログ」と「ブログ以外」を分けて作成する方法です。ブログ以外のページが多いのであれば、ブログツール(CMSツール)ですべてを作ろうとするよりも、作成ソフトで作る方が自由度が高く、作業も楽です。

CMSツールを自力でセットアップするのが難しければ、レンタルブログサービスなどを利用すると楽です。「ブログ」と「ブログ以外」でデザインを統一したい場合は、CMSツールを使ってブログを作る方が良いでしょう。(ただし、CMSツールのカスタマイズには、CMSツール独自の記述様式に関する知識などが必要です。)

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その他

技術的な知識をできるだけ付けたくない場合
技術的な知識を付けずに楽にホームページを作るには、以下の方法がお勧めです。
  • 「ホームページ作成ソフト」を使う。
初心者向けの「ホームページ作成ソフト」なら、まったくソースを見なくても、ワープロ感覚で作ることができます。
画像加工機能を備えているソフトなら、画像素材の加工に別のソフトを使う必要もありません。たいていアップロード機能もありますから、作成からアップロードまで1つのソフトで完結できます。

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携帯サイトも作りたい場合
携帯サイトを作りたい場合は、以下のような方法があります。
  • 携帯サイト作成専用ソフトを使う
  • 携帯サイトの作成もできるホームページ作成ソフトを使う
  • テキストエディタで作る
高機能な作成ソフトの場合、携帯サイトの作成機能を備えているものもあります。それを使えば、PC向けサイトも携帯サイトも両方作れます。
携帯サイトだけを作りたい場合は、携帯サイト専用の作成ソフトが比較的安価に購入できますから、それを使う方法もあります。
携帯サイトはシンプルな作りになりますから、テキストエディタで作ってしまうのも手です。

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慣れてきたら、ソースを直接記述してみよう

ホームページを作る際のツールについてを、ざっとご紹介いたしました。自分の目的やスキルに合ったツールを選択してみてください。

いずれにしても、慣れてきたらHTMLやスタイルシートのソースを直接記述できる知識を付けることをお勧めいたします。その方が、より望み通りのデザインができるようになります。当ガイドサイトでも、さまざまなテクニックをご紹介していますので、ぜひご参照下さい(左側のメニューから、お望みのカテゴリを選んで記事を探してみて下さい)。



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