商店街の外れから、普通の住宅街に入っていくと、ぽつんぽつんと シンプルな骨董屋があったり、小さなテイクアウトのカレー屋があったり、 モザイクがかわいい幼稚園があったり。 そんな道沿いに小さな看板を見つけました。お店の名前は 「sucre(シュクレ)」。 アパートのような建物の2階。見上げると、ピカピカと窓が光っている。 なんだろう?、とちょっと緊張しながらも、カンカンと音のなる階段を上ってみました。
アメリがお出迎え
ドアを開けると、スリッパがある??なんだか外から見る建物の雰囲気と違う。 シンプルな真っ白い店内。 そしてお店の人がニコニコ現れる。 「ここ靴脱ぐんですよ~」。中には色とりどりのバッグが並んでいて、 やはりお店なんだけれど、 靴を脱いだ変な開放感で、人のうちに上がりこんでしまったような感じ。
白い店内にバッグがいろいろ。
バッグはここのオーナー杉浦さんの手作りで、全て一点もの。どれもカラフルなんだけれど、 トーンが落ち着いているので、どこか大人っぽい。そしてところどころに繊細な 刺繍が施されています。ビーズやスパンコールが散りばめられたものもあり、 フランスのアンティークなどを使用しているので、なかなか手に入らないものもあるとか。 もともとオーダーでドレスを製作していたそうで、丁寧にしっかりと作られています。
和風と洋風を取り混ぜたようなデザイン
ほんわかとした杉浦さんの人柄に吸い込まれてしまい、気付いたらずいぶん 話し込んでしまいました。
全て手作りのオリジナルです。
sucre(シュクレ)
※白金台に移転。6月1日オープン予定。
東京都港区元麻布2-12-34 大野ビル2F
TEL&FAX 03-5411-0860
http://www.sucreweb.com
営業時間 木~日の13:00~20:00
バッグデザイナー杉浦さんにインタビュー。布の買い付けや海外でのハプニングなど。バッグの写真もまだあります。