ちょっとした贈り物を贈るとき、 ラッピングするだけで見違えてしまうことってあります。 お店の人に頼めば、それなりにきれいに作ってくれるけど、 それほどのものじゃないときって、包んでくださいって言い難かったりもする。 かわいいから友達の分もついでに買う、とか。 それから自分で作ったお菓子なんかをあげたいときも、 ラッピングでどうにか、よりよく見せたかったり。(実際のお菓子がたいしたことなくても。)
でも、仕事が忙しくって、ラッピング用品売り場までわざわざ行く時間もないし、 ラッピング用品って結構高いですよね。 ヒマもお金もあんまりないけれど、身近なものでなんとかできてしまう、 アイディアを考えてみました。 テクニックではないので、誰でも簡単にできてしまいます。
タダでGETするラッピング |
きれいな落ち葉や木の実は拾う。
映画のフライヤーも使えます。
落ち葉の色ってきれい。街路樹さえあれば、落ち葉やどんぐり、松ぼっくり など、今のシーズン結構落ちてます。春なら花だって咲いているし、冬なら小枝だって使えます。 海辺に住んでいたら貝殻とかもあるし。自然のものをラッピングに添えると、 季節感もあってほっとします。リボンがなくても葉っぱやお花をアクセントに ちょっと飾るだけで、見栄えも変わります。
といっても都会に住んでいると、なかなかきれいな葉っぱって見つからない。 それでも贈り物をしなくちゃいけない切羽詰まった(?)とき、私がよく利用するのは、 映画のフライヤーです。 レンタルビデオショップなんかにも置いてあったりするので、 夜中にいきなりプレゼントをあげたくなっても大丈夫(そんなことってあんまりないけど)。 タダでもらえるし、デザインもおしゃれなものが多いから、 茶色のなんでもない紙袋に貼り付けるだけでも、インパクトがあります。 映画の内容と贈り物の中身でテーマをあわせてみたりするのも楽しい。 ちょっと意味深なプレゼントにできちゃうこともあります。 フライヤー以外にも、たとえば旅行パンプレットのきれいな部分を切り抜いたり、 おしゃれなショップやレストランに置いてあるチラシ(デザインのよいものが多い)を 利用するという手もあります。
ギャラリーのカードを添える
それから、アドカード(やはりショップなどに置いてある広告用のカード)なんかも 使えますね。 ギャラリーなどへ行くと、次回の展示のお知らせがカードやチラシになって 置いあることも多いから、相手の好きそうな展示会のカードを 添えてプレゼントしても喜ばれそうです。
スーパー・コンビニでGETするラッピング |
外国製チーズ箱はキュート
トマト缶はラベルを剥がしてみる
スーパーで物色するなら、まず外国製品。チーズの箱は薄い接木でできていて、 ラベルがそのままおしゃれなアクセントに。ただ、ものによっては結構匂いがするので、 チーズ嫌いな人へのプレゼントは要注意。外国のお菓子の空き箱やジャムのビン、 紅茶の缶なんかも、なかなか使えるアイテムです。
とは言っても、あんまり外国のお菓子が置いていないようなスーパーもあるし、 外国製ってちょっと割高。なので家に常備している、普通のトマトの缶詰のラベルを剥がしてみました。 (よく100円くらいで売っているやつ)。意外とスルっと外れます。茶色い紙でフタをして、お弁当用の旗を立ててみたら、 なんかかわいいかも?周りをぐるっと貼ったテープは、色つきのビニールテープでも使えそうです。
紙コップに紙ナプキンでピクニック・ラッピング
包装紙がないときはコピーを利用する
上記は、帰りが遅くてもうコンビニしか開いてない~!という状況で、実際私が 窮地を逃れた、苦しまみれのラッピング。 紙コップに紙ナプキンでひらひらフタをしてみました。 透明のプラスチックコップでやってみても、中身が見えて面白いです。
それからコピー機をフル活用。家にあるステキな写真の雑誌や絵本をコピーして 包装紙にしてしまう!いろんな切抜きをコラージュしても楽しいかも。 10円で作れる包装紙なら安いもんです。 モノクロが返っておしゃれになることだってあります。
ラッピングはプラスアルファな気持ち。 少しでも贈る相手を思って、あれこれ考えたり悩んだりするのが、 自分にとっても楽しいことだと思います。がんばって豪華に飾らなくても、 ちょっとしたアイディアから生まれるオリジナリティが大切なのかもしれませんね。