タイ・バンコク　マーケットめぐり(2ページ目)

喧騒のチャイナタウン

キッチュでレトロな掘り出し物が見つかるかも
バンコクの中心地からチャイナタウンへ向かうと、まるでタイムスリップしたかのような 錯覚に陥ります。ここはバンコクの下町、昔ながらの商店街といった感じ。 夕方になると屋台が溢れて一層 盛り上がるようですが、私は比較的空いていると思われる午前中に到着。 しかし十分な賑わいと活気を見せていました。狭い路地を人が右往左往するのはもちろん、 台車やバイク、トゥクトゥクまで、無理矢理入り込んできます。 轢かれないように注意！薄暗い通路には干し物や練り物、見たこともないスパイスなどがたくさん 売られ、京都の錦市場のように（あそこよりずっと猥雑で汚いですが）、 長い長い道がひたすら続いています。たまに食器や金物を売る店があり、 チープで埃まみれのガラクタの山から、思わぬ掘り出し物を発見したり。 タイ製なのにどこか東欧風のキッチュなパッケージのフォークを見つけました。 南国フルーツがバックにデザインされています。（写真右下、 レースの紙コースターはウィークエンドマーケットにて）。 しかし店の奥をがさごそ探っていたら、手が真っ黒に汚れてしまいました。

チャイナタウンの奥はまるで問屋街のよう。サンダルやアクセサリー、化粧品、 おもちゃ、文房具など、 ちょっと時代遅れでおかしな雑貨にまみれています。用途不明の部品や工具、 お祭りか何かに使うのであろうド派手にキンキラした中国の飾り物などが並び、 ヘンテコで怪しい雰囲気むんむん。 値段もあってないようなものなので交渉次第。 だいたいにしてこの場所、買いたいものがあるかどうかも、 個人の好みに分かれるといったところです。 バンコクの中でもここは異質な空気が流れるエリア。 車の騒音と排気ガスで空気も汚れているし、 むやみに話しかけてくる変な人もいたりします。 しかしその如何わしさ、いい加減さが妙な魅力。 好き嫌いが分かれるエリアですね、きっと。

スーパーマーケットめぐり

パッケージデザインが不思議にかわいい
さて、最後にご紹介するのはスーパーマーケット。 ここも一応「マーケット」のひとつということにします。 バンコクではデパートの１階や最上階に、 よく食料品売り場が併設されていました。 タイ料理は特有の調味料やスパイスを多く使うため、 日本ではあまり見かけないような食材がずらりと並び、圧巻。 カレーペーストだけでも様々な種類があります。 タイ語のフォントがくにゃくにゃとお祭りのようにかわいくて、 読めないけれど、パッケージデザインについ見入ってしまいました。 気になる瓶詰めや缶詰、本当ならタイ米も買って帰りたいくらいでしたが、 いくらなんでもあまりに荷物が重くなるので断念。 スーパーは涼しいし安全だしきれいだし、 時を忘れて入り浸ってしまう危険な場所でもあります。

タイはまだまだ未知の部分が多くて、計り知れない楽しさがあります。 今回ご紹介したのはきっとまだほんの一部分。 またいつか、新たな発見を探しに再びタイを訪れたいです！