鳥取特集の第4弾は、県内でコツコツとものづくりをされている人々を訪ねました。 鳥取県は全国でも一番人口の少ない県で、山も海もあり、優美でダイナミックな 風景に圧倒される鳥取砂丘を筆頭に、 広大なブナの森が広がり聖地として崇められた大山や、 日本海屈指の景勝地とされる浦富海岸など、 豊かで美しい自然の 溢れる地域です。 作り手たちは県内のあちこちに散らばって、静かにコツコツと制作 している人が多いようで、そのために 例えば「陶芸村」や「ガラスの里」のような、 土産物屋が軒を連ねる大きな観光地は少ないのですが、 その分、誠実で確かなものづくりが長く続いて行われているように思います。 民芸運動による影響も色濃く残っており、「普段の暮らしを豊かにする、 美しいもの作り」に力を注ぐ作り手が今も多く存在するのです。
因州和紙
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