株式投資においては、株式の値上がり益以外に得られる利益として、株主優待と配当金があります。今回は株主優待と配当金について、お話ししたいと思います。

株主優待とは?

株主優待とは、自社の株を所有している株主の支援にこたえるための還元方法のひとつであり、企業側としては自社商品を一般消費者に対してアピールする良い機会でもあります。株主優待は全ての企業で行なわれているわけではありませんので投資する前に、確認しておく必要があります。

株主優待は会社ごとに異なりますが、基本的に年1回~2回程度、決算後に行なわれており、QUOカードやギフトカードなどを提供している企業もありますが、自社商品または地域特産の詰め合わせ、株主用に自社商品の割引券などを発行している企業もあります。特に主婦の方にとっては普段、利用しているスーパーの割引券や飲食店の金券などの優待が人気の様です。

中には株主優待のためにオリジナル商品を開発・提供している会社もありますので、その会社の商品の愛好家には大変魅力的な内容となっています。

配当金とは?

株式投資の大きな魅力のひとつとして、「配当を受け取ることが出来る」といったこともあるでしょう。配当金も株主優待と同様に全ての企業で実施されているわけではありませんので、投資する前に確認するなどの注意が必要です。

基本的に配当金は決算で利益が出た時、株式に出資してくれている株主に利益の一部を還元するといった考えのものであり、年1回~2回行なわれています。

株主優待と配当金のリスク

株主優待と配当金は、もともと「利益が出た時、株主に対して、利益の一部を還元するため」に行っているものです。このため、過去において例年、株主優待や配当が実施されている企業であっても、景気の悪化や業界動向の変化などにより決算が赤字となれば、その年の株主優待や配当は見送られることも多々あります。

毎年、株主優待や配当金が実施されているからといって、今後も実施することを確定しているわけではありませんので、株主優待や配当金を目当てとした投資であった場合でも、今後も株主優待や配当するための源泉となる、「安定した利益」を生み出すことの出来る事業を行っている企業であるかを分析した上で投資を行う必要があります。

以上のことより、主に株主優待や配当を期待した株式投資をするという観点においては、景気の変動を受けやすい事業を展開する企業へ投資するのではなく、景気が悪くなっても安定した需要のある商品やサービスを提供している企業に投資をする方が賢明といえるでしょう。

 

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