10月に上がりやすい銘柄の傾向
図は先ほどお話した売買ルールに合致した銘柄の検証結果です。銘柄一覧をみると10月に成績がよかった銘柄の特長として、内需関連株、そのなかでも特に1720東急建設、1867植木組、1899福田組など建設株の成績がよかったと言えるでしょう。
なぜ建設株が上がりやすいのか?
10月に建設株が堅調なのには理由があります。それは円高です。図は先ほどお話した売買ルールと同じく、10月1日の翌営業日にドルを買い、30日経過後売却した場合の資産曲線です。
グラフの右肩下がりは円高を表します。
このグラフをみると10月は円高傾向が強い月だと言えるでしょう。
10月は円高が進みやすい月で、株価は下がりやすい傾向にあり、買うならば原材料コストの低減など円高メリットが享受できる内需関連株、特に建設株に注目してみましょう!
実際に有効な売買ルールを学びませんか?無料メールセミナーはこちら
(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)