毎日必ず通る廊下だから壁面収納が便利に使える
通路の両側にずらっと並ぶ収納扉。全開口する折れ戸のため、中がひと目で見渡せる。 |
右は、玄関からキッチンへ続く 「廊下」 の両サイドに作られた壁面収納の写真です。毎日通る場所ですから、両側に収納があったらとても便利。
廊下に収納を作る際に注意したいのは、扉の色やデザイン。廊下は狭いので、圧迫感が無いよう明るい色を選び、後ろに下がらなくても開閉のしやすい 「引き戸」 や 「折れ戸」 を選びましょう。
収納の使い勝手は扉選びで大きく左右されます。様々な収納扉の長所・短所については下記で詳しくお話ししていますので、ご覧になってみて下さい。
■徹底比較! 収納リフォームは扉で差がつく
安心するのはまだ早い! 壁面収納スペースは中身で勝負
下の写真は、この壁面収納の折れ戸を全開口した様子です。細かいモノも行方不明にならないよう、様々な工夫がされています。キッチンで使うアイテムを収納する部分。エスプレッソマシンなどのキッチン家電の他に、
ワインクーラー、食器などがすぐ取り出せるように工夫されている。(トヨタホーム名古屋)
収納を作るリフォームでよく見かけるのが、「スペースの大きさだけで安心してしまう」 という失敗です。使い勝手が配慮されていない収納は、ただ場所を取っているだけの死蔵品置き場になってしまうケースが多いのです。
細かく並んだ引き出しは、キッチン雑貨などの小物が収納しやすいように、一方アミカゴの引き出しは、タオルや布巾類が見やすく取り出しやすいようになど、内部に細かい工夫が施されています。
このように収納は内部の作り方が大切なポイント! リフォームで収納を作りたいという方はとても多いのですが、新たに収納を作らなくても、今ある収納内部を工夫するだけで十分というケースもあります。
今使っている収納スペースの3つの無駄をチェックし、収納力をアップさせる方法は下記でお話ししていますのでご覧になってみて下さい。
■今ある収納をパワーアップさせるリフォーム
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次のページでは、内部の更なる工夫、そして逆転の発想の収納をご紹介!● 高い所でもすぐその場で出し入れできる!
● 毎日使うキッチン用品だからこそ、忘れずにしておきたい工夫とは?
● 逆転の発想で、広く明るく! 効率抜群の玄関収納 です。