預託金制のメリット、デメリットを知る!

共有制に比べ、預託金制は登記することもなく、一定期間が過ぎれば退会を条件に預託金が返却されるので、預託金のほうが安心かしらと思い始めている人もいるでしょう。

預託金制のメリットは、市場で売れなくても預託金を戻してもらって退会できます。施設は事業母体が所有しているので、修繕積立金やメンテナンス費用を負担することはありません。

しかしながら、会員数は共有制のように登記簿に記載されているわけではないので、実質何名の会員がいるのか特定できません。「いつも行きたいときには満室で利用できないのでは」という心配もあります。「予約は取れるかどうかについては、会員の生の声を聞いている仲介業者に聞いてみるのがいいでしょう」と大高さん。

また10年あるいは20年の据え置き期間が終了し、退会したい場合に預託金が本当に返却されているかどうかも聞いてみる必要があります。
バブル崩壊後、経営が行き詰まり、順調に利益を上げていない事業母体では、当初の金額が返却できていないところもあるようです。そういった会員権が、預託金を大幅に割り込んだ価格で売りに出されていることが多いのです。