リフォーム費用/価格別リフォーム実例

予算別!こだわり洗面リフォーム教えます!(2ページ目)

こだわりの洗面空間を作りたいとお考えの方に、使いやすくて美しい、そして毎朝の身支度タイムがリッチな気分になれる洗面スペースリフォームを予算別にご紹介いたします。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

30万~70万円:シンプルなモダンテイストでさりげなく彩る

モダンテイスト化粧台

寝室に化粧台を設置する場合、給水・排水を新しく設ける必要があります。化粧台セット219,660円。※鏡は含まず。(画像提要:トステム株式会社

洗面化粧台そのもののデザインや種類は実に豊富です。その中でもシンプルかつモダンテイストで作られた化粧台は、住まい手や使う人を気高い気分にしてくれます。

このような洗面化粧台は、他の標準的な化粧台と比較しても決して飛び抜けたような価格ではないのですが、このテイストにふさわしい空間を作るために部屋全体をリフォームしたり、統一感のあるアクセサリー類を揃えてあげたりと、こだわる部分を盛り込みながら仕上げていくと、結果的に工事費用が化粧台本体価格よりも高くなることも珍しくありません。

また家族全員で使う化粧台は使いやすい大型のものにして、寝室や来客用に2台目の化粧台としてリフォームされる方もいらっしゃいますが、この場合、給水・給湯ならびに排水管の工事が必要になりますので、リフォーム業者と配管の経路についても十分に相談しておきましょう。

60万~120万円:収納と美しさ、使いやすさにこだわる

クリアカウンター化粧台

収納と美観を備えたカウンタータイプの洗面化粧台。写真は間口1,200mmのプランでセット合計479,221円。(画像提供:TOTO株式会社

家族が多いほど、洗面室にもモノが増えて、収納スペースも必要になります。収納力に優れ、使いやすくお手入れしやすいシステム洗面化粧台は、室内の広さに応じ、規格のサイズを選択しオプションを選択するイージーオーダータイプと、完全オーダーメイドタイプがあります。

1mm単位でカウンターの幅・奥行きを設計し、ツインボウルにしたり、お気に入りの洗面ボウルを採用することのできる、カウンターオーダーメイド型の化粧台は、大きい間口への対応や、従来のデッドスペースを最大限活用できるようにする、非常に自由度が高く、お値段は本体価格で50万~100万円くらいとやや高めなのですが、依然として根強い人気です。

輸入洗面台

水栓やボウル、カウンターなどにこだわってみると、とてもリッチな洗面空間ができるのです。(画像提供:株式会社リラインス

さらに、もっと細部にいたるまでこだわるのであれば、カウンターをタイル仕上げにしてみたり、輸入水栓・ボウルなどを採り入れてみるのも良いでしょう。標準的な水栓・ボウルに比べ、価格が2~3倍くらいのものもありますが、ワンポイント的に取り入れてみるだけでも、空間全体の雰囲気が際立ちますので、ちょっとした贅沢を味わってみるのも面白いでしょう。

洗面化粧室は化粧台本体そのものを取り替えるだけではなく、その周囲との一体感を大事にすることで、もっと気品のある空間になっていきます。自分たちの身だしなみを気にするように、住まいの身だしなみにも気を配ってあげることで、身も心もゆとりにあふれた生活が送れるのではないでしょうか。

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