意外とできる!壁付きキッチンを対面式に改造!
壁付きキッチンの対面型改造は決して無理ではありません。対面部を収納にしたり、カウンターテーブルにしたりとリフォームバリエーションも豊富です。
ただしキッチンの壁側(すなわちキッチン本体裏側)は下地がむき出しのままなので、そのまま対面式に設置するのではなく、新たに壁を作ってもらい、さらにおしゃれに仕上げるのであれば、カウンターを設置したり、その壁を埋め込み収納のように作ってもらう方法があります。
壁付きキッチンの取り外しおよび対面式へ移設工事は、床・壁の補修工事および給排水、電気、ガスなどの工事も必要になりますが、概算で20万~40万円程度です。これら工事とあわせて、キッチンをクリーニング(5万~8万円程度)してもらえば、かなり見た目にも美しい、高級感のあるキッチンが作れるはずです。
キッチン本体ではなく、システム収納にお金をかける!
スマートで機能性にも優れ、収納力にも長けたシステム収納ユニット。これだってキッチンの立派な一部と言えます。(画像提供:株式会社INAX)
もちろんシステムキッチン本体と周辺収納ユニットを、統一感のあるものにしたいのであればこの方法はあまりおすすめしませんが、シンプルな色の周辺収納ユニットであれば、既存のキッチンと見比べてもさほど違和感はないと思います。
周辺収納ユニットを単体で購入する場合、キッチン本体とセットで購入する場合に比べ、5~10%程度割高になりますが、セット全体を購入するよりもはるかに安く済むはずです。リフォーム総額(材料費・工事費)は高さ2350mm、幅1200mmのタイプで25万~40万円位、幅1800mm前後のタイプで30万~60万円位です。