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ローン支払いでパニックにならない人のリフォーム計画

我が家のリフォーム時期が近づいてくるにつれ、心配になるのがリフォームの資金計画の話です。全額自己資金で賄えればよいのですが、ローンを使う必要が生じた場合、そのローン計画によっては後で大慌てしてしまうこともあるのです。今回はローンを上手に活用する上で知っておきたいポイントをご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

資金計画
リフォームローンと自己資金を上手に使い分けて、後悔しないリフォームを実現しましょう!
お金をたくさんかけたからといって、必ずしも良いリフォームができるとは限りません。ですが、予算に余裕があった方がリフォームプランが充実することは間違いありません。

となると、どうしても資金計画は避けて通れない部分であり、手持ちの貯金だけではリフォームプランを成し遂げられず、工事範囲を縮小しなければならなかったり、リフォームに貯金を投入した後に、突然の出費が必要になったりと、なかなか不安はつきません。

そこで今回はリフォームローンと貯金を上手に使い分けるためのポイントや資金計画のコツについてご紹介します。

まずはリフォームの構想を

お金がないとリフォームは出来ませんが、用意できる金額の上限いっぱいにリフォームプランを立てるというのはあまりよいやり方ではありません。金額ありきでリフォームを模索するのではなく、この家に必要なリフォームが何なのかを考える必要があります。

ローンを使用するからといっても、利息だってかかるのですから、借り入れは最低限に抑えたいというのが本音のはず。リフォーム以外にもお金は今後必要になる時があるはずですから、大風呂敷を広げるようなプラン策定は禁物です。

我が家に求められるリフォームについて、箇所別に優先順位や必要度・緊急性などを家族で相談し、メモしておくことから始めてみましょう。こうすることでリフォームの目的がはっきりしてきて、今回だけでなく次回以降のリフォーム資金計画を立てる上でも役立ちます。

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リフォームに使えるお金を把握しよう

リフォームの計画が固まってきたら、次はどのくらいの費用がかかるのかを把握する必要があります。この「リフォームにかかるお金」サイトでも部位別の概算費用について取り上げていますが、工事前後の写真と図面、そして費用などが記載されているリフォーム実例を取り上げた書籍やサイトなどを見ておくことで、おおまかな予算がつかめてきます。

ただし2箇所以上の部屋を同時にリフォームしている事例などでは、リフォーム総額しか表示されていない場合もあり、他の事例と単純比較しにくいものもあります。こういった資料はあくまでも目安である、と割り切って情報収集に徹するようにしましょう。

次のページでは、リフォームローンを検討する上で気をつけておきたいポイントについてご紹介します。
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