この判定方法は、米国でED治療と勃起時の硬さの新しい評価基準を示す例として、作られました。絶対的な評価基準ではありませんが、身近な食べ物を評価基準にしているのでわかりやすく、一応の目安にはなるでしょう。
まずは、食物の話の前にED・勃起不全の進行状態がどういう基準でとらえられているのか、からご説明していきましょう。
EHSはグレード0から4までの5段階
「EHS」はErection Hardness Scoreという言葉の頭文字をつづった「勃起の硬さのスケール」のことです。今後、医療現場でEDスクリーニングや治療効果判定などに幅広く使用されることが期待されています。この日本語版については、日本性機能学会がまとめていますが、それによると、「あなたは自分の勃起硬度をどのように評価しますか?」という問いに対してグレード0から4までの5つの答を用意されています。それぞれの内容は次のとおりです。
グレード0=陰茎は大きくならない
グレード1=陰茎は大きくなるが、硬くはない
グレード2=陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない
グレード3=陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない
グレード4=陰茎は完全に硬く、硬直している
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