パートナーがED(勃起障害・勃起不全)と分かったとき、女性はどのような心境になるのでしょうか。今まで何度となく女性の方からパートナーのEDについて相談を受けてきたガイドなりに考えてみると、多くの場合、最初は「一体どうして?」と焦ったり、ヤキモキしたりしますが、結局自分ではどうしようもないため、傍観せざるを得ないというのが一般的です。

EDの大半を占める心因性の場合、女性からの優しい一言が男性を勇気づけたり、ED治療に踏み切らせたりすることがあります。では、EDのパートナーに対して、どのような言葉をかけてあげればよいのでしょうか。

自信喪失からセックスレスに向かうことも


力づくの強引さより穏やかな励ましが大切
心因性EDの中でも軽度の「中折れ」は最も多く見られる症状です。とはいえ、そのような症状がたび重なると、パートナーを十分に満足させられないことに自信を失う男性は少なくありません。

男性は往々にしてデリケートな生き物ですから、失敗を恐れて性行為そのものを避けるようになり、いつのまにかセックスレスに陥ってしまうことも珍しくありません。

ですから、EDの症状を気に病んでいる男性に向かって「ダメねぇ」とか「役立たず!」などと言い放つのはもってのほか。軽い冗談で言ったつもりでも当事者にはグサリと刺さる重い矢のように響くからです。

ささいな一言が心の病を引き起こさないとも限りません。どのような形のカップルであれ、パートナーを気遣い、思いやる気持ちは豊かな人間関係を育む基本です。

そっと背中を押すくらいの優しい言葉を


イソップ童話の「北風と太陽」は力づくの強引さよりも穏やかな励ましのほうが相手の心を開くことを教えています。

ED治療では「だらしないわね」と突き放して奮起を促すのは得策ではありません。北風と同じで、逆効果です。こんなときは太陽のように、そっと背中を押すような言葉をかけてあげるのがよいでしょう。また、リラックスできる雰囲気を作ることもED治療には効果的です。

EDの原因は人それぞれですから一概には言えませんが「きょうは疲れちゃったみたいだから、次を楽しみにね」とか「一緒に工夫してみようか」など、カップルの実情に合った、最も適切な言葉をかけてあげましょう。

また、あえて言葉にせず、局部に手を置いておかれるだけで安らぎを覚える男性もいるでしょう。