3.今後の生活プランとリフォーム・メンテ費用を考慮する
リフォームは一度とは限りません。またメンテナンス費や教育費などを忘れないようにしましょう。 |
また、子どもたちが成長して学費がかかるようになったり、変動金利のローンの場合は、将来の金利上昇などで月々の支払額が増えたりと、お金の心配はいろいろあるものです。
このような将来の支出に備えて、余裕ある支払い計画を立てておくことが重要です。金融機関のホームページには「ローンシミュレーター」といった返済金額の計算ができるものがあります。借入れ金額、返済期間、金利、ボーナス払いの有無とその額を入力すると、月々の返済額と借入れ総額を表示してくれるので、当面数ヶ月の支払額だけでなく、3年後、5年後、10年後といった具合に、成長していく家族の状況を考えながら返済額をチェックしておき、次のリフォームやメンテナンス、増える学費などにも対応できるかを判断しておきましょう。
4.リフォーム業者及び金融機関との連携・連絡を密に
リフォーム業者と打ち合わせする時に、あらかじめローンの利用を考えていることを説明しておくと、その後の流れが明確になります。ローンの事前審査のための見積り作成であったり、必要書類を揃えるアドバイスがもらえたりと、リフォーム業者、金融機関との連携がしやすくなるはずです。リフォーム業者は、金融機関やローン会社と提携していることもあり、審査のスムーズなリフォームローンなどもありますが、意外と金利が高めであったり、保証料や審査手数料などを考慮すると、結果的に通常のローンよりも高くなることもあります。提携ローンを勧められた時には、他のローンとも十分比較し、メリット・デメリットをチェックするようにしましょう。
次のページでは、ローン減税を利用する時の注意点と制度についてご紹介します