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リフォームローンで失敗しないための5箇条(2ページ目)

リフォームが大掛かりになるほど、自己資金だけで取り組むのは困難になります。今回はリフォームローンを利用する時に気をつけておきたいポイントをご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

3.今後の生活プランとリフォーム・メンテ費用を考慮する

将来のリフォーム…
リフォームは一度とは限りません。またメンテナンス費や教育費などを忘れないようにしましょう。
リフォームは一度きりとは限りません。家族構成やライフスタイルの変化によるリフォームの他にも、住まいの老朽化を防ぐためのメンテナンス的なリフォームなども必要です。

また、子どもたちが成長して学費がかかるようになったり、変動金利のローンの場合は、将来の金利上昇などで月々の支払額が増えたりと、お金の心配はいろいろあるものです。

このような将来の支出に備えて、余裕ある支払い計画を立てておくことが重要です。金融機関のホームページには「ローンシミュレーター」といった返済金額の計算ができるものがあります。借入れ金額、返済期間、金利、ボーナス払いの有無とその額を入力すると、月々の返済額と借入れ総額を表示してくれるので、当面数ヶ月の支払額だけでなく、3年後、5年後、10年後といった具合に、成長していく家族の状況を考えながら返済額をチェックしておき、次のリフォームやメンテナンス、増える学費などにも対応できるかを判断しておきましょう。

4.リフォーム業者及び金融機関との連携・連絡を密に

リフォーム業者と打ち合わせする時に、あらかじめローンの利用を考えていることを説明しておくと、その後の流れが明確になります。ローンの事前審査のための見積り作成であったり、必要書類を揃えるアドバイスがもらえたりと、リフォーム業者、金融機関との連携がしやすくなるはずです。

リフォーム業者は、金融機関やローン会社と提携していることもあり、審査のスムーズなリフォームローンなどもありますが、意外と金利が高めであったり、保証料や審査手数料などを考慮すると、結果的に通常のローンよりも高くなることもあります。提携ローンを勧められた時には、他のローンとも十分比較し、メリット・デメリットをチェックするようにしましょう。

次のページでは、ローン減税を利用する時の注意点と制度についてご紹介します
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