活動が盛んな人に多い肩こり

筋肉がこり固まっていても肩こりを感じない人もいます

筋肉がこり固まっていても肩こりを感じない人もいます

国内の肩こり人口は依然として腰痛と肩を並べるくらい多い状況が続いています。「平成25年 国民生活基礎調査」においても、病気やけが等で自覚症状のある方の数は、肩こりが女性で1位、男性では2位となっています。

また、肩こりは小学生などとても若い世代にもみられます。将来の進路を決めようと夜遅くまで勉強や仕事をしたり、不規則な生活スタイルを送っていたりと、あわただしい時間の流れの中で生活をしている人たちに目立つ傾向にあるようです。

軽い疲れが、いつの間にか慢性肩こりへ……

肩こりは心配・不安など心のストレスや運動不足も悪化要因になります

肩こりは心配・不安など心のストレスや運動不足も悪化要因になります

あわただしい毎日の中、私達は目や耳などの感覚器から様々な情報を収集しています。無意識に入ってくる情報の中には、体を緊張させるようなストレスとなるものも含まれています。

それらに過度にさらされると、頭・頸部や腕を支える筋肉、呼吸に関わる筋肉など、肩こりに関連する部位が強張ってしまいます。また、それが連日続くことで、じわじわと肩こりが慢性化し、改善されにくくなってしまう恐れがあります。

例えば、日々のデスクワークで姿勢的な負担をかけていれば、なおさら肩、首周辺の血流は悪くなります。そして、デスクワークのたびに肩こりが気になり始める危険性もあります。

肩こり体操で、早期に撃退!

大切なのは肩こりを感じている人は、それを悪化させないよう緊張状態を一度解くことです。まだ肩こりを感じていない人は、自覚症状が出ないうちに予防することが重要です。自覚のない「コリ」にも早めに対処しましょう。

それでは肩こり予防体操をご紹介します。様々な筋肉を伸ばす刺激が入るため「いつの間にかこんなところがこっていたのね」と自覚しながら、血流の滞りを改善させることができるでしょう。

20~30秒でらくらく肩こり体操

忙しい時は、片側20~30秒の間で、ゆっくり動かすだけでもOKです。それを1日のうちに数回できればなお効果的です。

1.指先を肩につけたままスタートです

1. 指先を肩につけたままスタート

1. 座り姿勢、立ち姿勢どちらでもできます。顔は正面に向け、なるべく背スジを伸ばすよう意識します。肩に指先をつけたままスタートです。
2.肘を後方へ回しましょう

2. 肘を後方へ回しましょう

2. 肘で円を描くように動かしていきます。最初は後方へ回してみましょう。この時、体が斜めに傾かないように正面へ向けておきます。肩の前面、胸の筋肉が伸ばされる感覚を得ることができればベストです。
3.肘を後方から天井方向へ動かします

3. 肘を後方から天井方向へ動かします

3. 肘を後方から上方へぐるりと動かします。この時は、出来る限り肘が天井方向へ向くように、頑張って動かしましょう。

腕~脇周辺が伸びるように感じられます。肩が痛い人は無理をしないようにご注意ください。
4.指を肩先につけたまま肘を前方・内側へ

4. 指を肩先につけたまま肘を前方・内側へ

4. そのまま肘を前方へ回していきます。この時に、肘をできるだけ体の内側へ動かすと、肩の外側、肩甲骨の内側がストレッチできます。大きく回していくのがポイントです。
5.肘を体の横へ戻しましょう

5. 肘を体の横へ戻しましょう

5. 肘を体の横に戻すように、ゆっくりと動かしていきます。肘が体の真横に戻ったら、肘を床に近づけるように、下方へ下げ、頭を、肘と反対側へ倒すと、首の筋肉がストレッチされます。(例:右肘を回した場合、頭は左へ傾ける)

 

この体操は、筋肉がストレッチされることを感じながら行います。ゆっくり動かしますが、片方を20~30秒のうちに、可能な回数を回してください。時間がゆっくりとれる場合は、反対回しも行ってみましょう。


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