よくあるリフォームの価格実例：洗面室編(3ページ目)

293,800円：カントリーな風合いが心を和ます化粧室

ホワイトカラーが優しく美しい洗面化粧台。壁紙・床材とのコーディネートで気品ある空間になります。（画像提供：株式会社リラインス）

Cさん（40代女性）は、現在のマンションで入居当時から約13年使っている洗面台に不満を感じるようになりました。最近リフォームしたばかりのお友達の家を訪問して、素敵になった洗面化粧室に感動してしまい、我が家の洗面台がとても貧相に感じてしまったからなのです。

早速Cさんはインターネットで自分好みの化粧台を探してみました。すると、カントリー調なのにとてもオシャレな白の洗面化粧台を発見しました。早速業者に相談して、この洗面化粧台でリフォームすることに決めました。

従来の洗面化粧室が寒々しく見えていたこともあり、壁紙を薄紫でコーディネートし、白の洗面化粧台がほんわか浮き上がるようなリフォームを計画しました。他にもタオル掛けやソープディスペンサーなどにもこだわりを取り入れて、気品のある空間を作ることにしたのです。

洗面化粧台本体及び部材は20万円未満で揃いましたし、壁紙や床材もさほど高額なものではありません。しかし、その仕上がりにCさんは大感激。何百万円も掛けた訳ではありませんが、気品を感じさせる素敵な空間になりました。今度お友達を自宅に招く時には、どんなお菓子とお茶を用意しようかと、今から悩んでいるCさんなのでした。

【Cさんのリフォーム費用】
材料費214,530円＋工事費71,400円＋雑貨購入7,870円＝293,800円
※材料費は洗面化粧台本体（間口750mm）及び部材、壁・床材を含む。工事費には廃材処分費、諸経費を含む。

「いくら掛けるか」ではなく「どこに掛けるか」

今回のCさんは、こだわりを1点に集中させるプランニングで、リフォームを価格以上に感じさせることに成功したようです。

リフォームはたくさんお金を掛ければ絶対に成功するというものではありません。施主の住まいに対する考えや暮らし方、そしてプロである業者の的確なアドバイスなどが融合してこそ、完成度・満足度の高いリフォームになるのだと思います。

【カントリー調洗面化粧台リフォームの概算費用相場】　25万～40万円程度
※間口768mm、給排水接続、電気工事、廃材処分費、床・壁の補修工事含む。

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