卵巣のう腫

重い月経痛が続くのも、体からの危険信号かもしれません

重い月経痛が続くのも、体からの危険信号かもしれません

卵巣にできる腫瘍の 85%は良性で、良性腫瘍の中で一番多いのが卵巣のう腫です。診断方法は超音波検査やMRIなどの画像診断。治療は基本的に手術ですが、大きさや症状の有無によって様子を見るだけの場合もあります。
 

卵巣チョコレートのう腫

子宮内膜症が卵巣にできると、卵巣の中で古い血液がたまってチョコレートのう腫になります。子宮内膜症は月経がある25~44歳の女性のうち10~15%にみられ、最近は晩産・未産の人が多くなったために、20代後半から30代の女性に増えてきています。診断方法は普通の卵巣のう腫と同じ画像診断。治療はピルなどの薬物療法と手術療法があります。
 

卵巣出血

排卵期や月経前の卵巣がはれぼったくなっている時期に何らかの強い衝撃が加わると、卵巣から出血してしまうことがあります。多くは、性交渉がきっかけになります。超音波検査と症状の出方で診断します。出血が多ければ手術が必要ですが、多くは止血剤を飲んで安静にするだけで改善していきます。
 

卵巣がん

乳がんや子宮体がんと同様に、食生活の欧米化と晩産・未産傾向のために最近増えてきている癌です。1年間で約7400の人が卵巣がんになっているというデータもあります。診断は超音波検査やMRIの画像診断と、血液検査で腫瘍マーカーを調べます。治療の基本は手術。かなりの早期を除いて術後に化学療法を行います。
 

卵管水腫

クラミジア感染などで卵管に炎症を起こすと、卵管に水がたまった状態になることがあります。本来数ミリの太さの卵管がソーセージ状に腫れてしまうこともあります。診断は超音波検査やMRIで行います。症状がなければ治療しなくても問題はありませんが、卵管が原因の不妊症になっている場合自然妊娠は望めません。腫れた卵管があると、体外受精の妊娠率が下がったり子宮外妊娠の原因になるので、不妊治療を開始する前に手術で卵管を切り取ります。


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