おりもの検査でわかること・検査の出血・痛み

おりもの検査

おりもの検査は痛みもなく、すぐに受けることができます。おりもの異常に気づいたら、婦人科を受診しましょう

おりものの状態だけで病気の有無を判断することはできないので、気になる症状がある場合は病院で検査を受けることが大原則。

おりもの検査では、膣の中から直接おりものを取って調べるので、下着を取って内診台に上がる必要があります。検査自体は綿棒でおりものをとるだけなので痛みもなく数秒で終わりますが、結果が出るまでには数日~1週間程度かかることがほとんど。まずは検査だけして1~2週間後に結果を聞きに行き、異常があれば薬を処方してもらうといった流れが一般的です。

ただし、おりものを見ただけで明らかに病気が疑わしい場合は、検査結果を待たずに薬が出されることもあります。
 

おりもの検査の費用の目安・症状がある場合は保険適用内

検査代金は何の検査をするかによって異なりますが、クラミジアや淋菌、一般の雑菌をひと通り調べると初診料を含めて8000~1万円くらいになります。しかし、症状があって検査をした場合は保険が効くため、保険証を使えば実際支払うのは2500~3000円が目安。一緒に子宮頸がんや子宮体がんの検査をすることもあるので、余裕を持って5000~8000円くらい持っていれば安心でしょう。
 

おりものの状態から疑われる病気……クラミジア・カンジダ腟炎など

おりものの状態別に、疑われる病気を簡単にまとめてみました。ただし以下の内容だけで自己診断せず、病院での検査を受けることが正しい治療の第一歩です。

■おりものの中に血液が混ざる・ピンク色や茶色のおりものが出る「不正出血」
不正出血のサイン。子宮がんやクラミジア頚管炎、子宮頚管ポリープなどの可能性があります。いったん治まっても必ず婦人科で検査を受けましょう。

■水っぽいおりものが流れ出るくらい多い「クラミジア頚管炎」
クラミジア頚管炎の可能性があるので、性交渉は控えて早めに検査を。クラミジアはひどくなると熱が出たり、下腹が痛くなったりすることがあります。抗生物質を1~2週間飲めば治療できますが、炎症が卵管まで広がると不妊症の原因になることもあります。

■くすんだ黄緑色の鼻水のようなおりものが出る「淋菌感染症」などの「細菌性腟炎」
淋菌感染症や大腸菌などの雑菌による細菌性腟炎の可能性があります。雑菌なら自然に治ることもありますが、淋菌の場合は抗生物質の点滴でしっかり治療する必要があります。雑菌でも腟内に抗生物質のタブレットを入れることで殺菌できます。

■ヨーグルト状のポソポソしたおりものが多くて痒みがある「カンジダ腟炎」
最も疑われるのはカンジダ腟炎。自然に治ることもありますが、何度も繰り返したり痒みがひどい場合は受診し、膣剤などを処方してもらいましょう。

■魚の腐ったようなツンとした臭いが強いは雑菌や異物の可能性も
雑菌が増えていたり腟内に異物が入っている可能性があります。2~3日様子を見て改善しないようなら早めに受診しましょう。雑菌の場合、1週間ほど腟内に抗生物質のタブレットを入れることで改善が期待できます。

■クリーム色の泡立ったようなおりものが出て強い痒みが出る「トリコモナス腟炎」
トリコモナス腟炎が疑われます。性交渉を控えて早めに検査を受ける必要があります。飲み薬と膣内に入れるタブレットを10日ほど使えば治療できます。
 

おりものに血液が混ざっている場合、がんの可能性も

上記のような症状がある場合は、基本的に病院で検査を。特に血液が混ざっている場合はがんの可能性も考えられるので、放置してはいけません。病気の種類によっては、おりものの異常だけでなく、痒みや下腹部の痛みを伴うこともあります。血液はもちろん、おりもの以外の症状がある場合は自己判断で様子見をせず、きちんと受診することを考えてください。
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