肺・気道の病気/咳・痰・喘鳴(ぜいめい)

呼吸器系の疾患の診断法

呼吸器系に異常を感じた場合、何科を受診すればよいのでしょうか? 主な診断法と一緒に、受診に適した診療科について解説します。

執筆者:吉國 友和

呼吸器系の病気の主な診断法

レントゲン
空気に富む肺を調べるには、レントゲン検査が基本になります
呼吸器疾患の診断には様々な検査法があります。症状や理学所見(聴診など、疾病毎の身体的特徴)などから疑われる病気必要な検査が選択されます。
  • レントゲン写真
  • 胸部CT検査
  • 血液検査
  • 肺機能検査
  • 動脈血液ガス分析
  • 喀痰検査
  • 気管支鏡検査
  • 胸部MRI
  • シンチグラム
  • ツベルクリン反応
  • 胸膜生検


受診すべき科

呼吸器系疾患については、内科呼吸器内科呼吸器外科・腫瘍内科・感染症科などで診療を行います。それぞれの病状に合わせて薬剤を選択しますが、原因となる疾患が非常に多いため、その内容も多岐に渡ります。去痰薬1つをとっても、痰を滑らかにして出しやすくする薬、痰そのものを減らす薬、気道を修復して痰を出しやすくする薬など、様々な種類を使い分けます。

どこを受診すればよいのかわからない場合には、まずは一般的な内科を受診してください。改善のない場合やあるいは特殊な疾患が疑われる場合には、必要に応じて呼吸器(内)科へ紹介されます。

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