神経抜いて被せると歯の60代!?
人目につかない場所の歯年齢、あなたは自信がありますか? |
■~20代 虫歯の無い健康な歯
大病の経験もなく、噛む力にもしっかり耐えて、ガッチリしています。まだまだこれから余力もたっぷり。
■30代~ 小さな虫歯治療済みの歯
以前ちょっと病気をした経験はあるが、すぐに健康な状態を取り戻し、現在は、何の障害もなく生活している。
■40代~ 神経を残したまま被せた歯
以前大きな病気をして手術などを経験し、完治した。傷跡は残ったが、日常生活には何の問題もない。
■60代~ 神経を抜いて被せた歯
日常生活は健康だが、若い頃のような無理は利かない。抵抗力が衰えてきているため、病気が進行しやすく、骨が脆く骨折などの危険が高まっている。
■80代~ 歯の根が折れた歯
虫歯が原因で治療を繰り返し、歯としての最後は、歯の根が縦に裂けるように折れてしまった場合です。この状態では歯を抜歯し、歯の寿命も終わりになります。
これらは、あくまで虫歯の治療を無事に繰り返すことが出来た場合です。人生と同じで、アクシデントや病気(歯周病など)などで、さらに歯の寿命は短くなります。自分の歯のままでも虫歯を治療していないと、寿命もまた縮まります。
歯のアンチエイジング
歯年齢が60代になったとしても、お手入れや使い方によっては、まだまだ若さを取り戻すことが出来ます。具体的に次のようなことが大切です。■歯磨きをしっかり行なう
お肌のお手入れと同様、毎日の歯磨きをしっかり行ないましょう。
■定期的にプロフェッショナルクリーニングを行なう
被せた歯は、「根元が命」です。定期的に歯石や虫歯がないかなどチェックしてもらい、専門家のケア(歯石取りなど)を受けましょう。
■歯をいたわって噛む
「よく噛んで食べる」とは、力いっぱい噛みこむことではありません。神経を抜いてある歯や、ブリッジなどがある場合、硬いものを食べる時には、少し加減しながら、回数を多く噛むようにしましょう。
歯も体の一部です。定期的チェックや、少しのいたわりで、寿命が変化する可能性が高いため、健康で若々しい歯のために、しっかりとケアするようにしましょう。