VDT症候群? それともVDT関連疾患?

睡眠や入浴でも癒されない疲れを感じたら、病院受診も考えましょう

睡眠や入浴でも癒されない疲れを感じたら、病院受診も考えましょう

疲れ目・肩こり・腰痛・疲労感などが進行し、治療が必要な病気や損傷であると医師から診断された場合は、すでに「VDT症候群」ではなく、具体的な病名が診断される「VDT関連疾患」になってしまっています。健康・医療の専門家の診断と治療に従い、できるだけ早い回復につとめてください。


VDT症候群の把握

大手企業やIT企業では「VDT健診」を社内で行い、社員のVDT作業に関する健康状態を把握し、配置や配属などに役立てられています。

健診の内容は、業務歴の調査、既往歴・自覚症状の調査(眼精疲労とその症状)、視科学的検査、筋骨格系に関する他覚的検査です。

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VDT症候群の治療

できるだけ症状が軽い初期段階で対策を講じ、作業方法や環境の改善、日常的な解消法や回復法を行うのが望ましいです。それは一般的にVDT関連疾患は、治りにくく、治療に時間がかかるのが特徴です。

治療は医療機関では症状や部位によって眼科、整形外科、内科、心療内科など専門科が異なります。また、それ以外では整体、カイロプラクティック、マッサージ、ヒーリングサロン、スポーツクラブなど代替医療も回復に役立てることも考えられます。

■ 眼科的な健康障害には…

眼精疲労やテクノストレス眼症には点眼薬、ドライアイには、点眼薬やプラグ挿入などによる治療などが眼科医院で行われています。

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■ 整形外科的な健康障害には…

・温熱療法(ホットパック、温浴、超短波、低周波など)は、血流をよくして回復を促進する
・鍼・灸、マッサージ・指圧
・ストレッチ体操
・速歩、ランニング、水泳、水中歩行
・カイロプラクティック
・自律訓練法、筋弛緩法は、心身の緊張をほぐす
・湿布外用薬、鎮痛薬などは痛みの対処療法として

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■ 神経・精神医学的な健康障害には……

・十分な休息をとる
・臨床心理カウンセリングをうける
・精神療法、行動療法、薬物療法を、臨床心理カウンセラーや、精神科医の
指導で治療をうける
・自律訓練法、バイオフィードバック法、音楽療法などのリラクゼーション技法
・抗不安薬、抗うつ薬、睡眠導入薬の服用


参考サイト:
・厚生労働省 『新VDT作業ガイドライン』
・デジタルヘルスセンター(オフィスのバーチャル保健室)
参天製薬「VDT症候群」
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