初誕生祝いのお返しは
「初誕生祝い」に来てくださった方々へのお返しは、原則として不要。感謝の気持ちを伝えたいときは、手土産程度の内祝いを用意するか、お祝いのときに撮った写真を御礼状に添えて送るといいですね。
招待していない人からお祝いをいただいたら、半額程度のお返しを内祝いとして贈りましょう。このときも可能なら、赤ちゃんの誕生日の写真を同封するといいですね。
赤ちゃんの髪で作る「誕生筆」
誕生筆は、赤ちゃんの髪の毛や産毛を使って作られるもの。これは中国に由来し、日本では江戸時代から筆発祥の地である、奈良で盛んにおこなわれてきました。
誕生筆に使う毛は、一度もカットされていない、お母さんのお腹にいたときのままの命毛(いのちげ)とよばれるもの。生後4~12ヶ月ごろにカットしたものがよいとされています。
髪の毛が少ない赤ちゃんの場合は、初誕生日にこだわらず、長くなった髪からカットしていき、ある程度たまるまで待ってから作るといいでしょう。どうしても早く欲しいときは、小筆を作ってくれるお店もあるようです。一生に一度しか作ることができない誕生筆は、パパやママにとって大切な記念の品になりますね。
かわいい「手形」「足形」を残そう
赤ちゃんの小さな手足。そのかわいい手や足を型にとって飾っておけば、いつでも眺めて楽しむことができますね。型押しをする際、昔は墨を使っていましたが、今は特殊な発光液を使って、赤ちゃんの手を汚さず、きれいに型が残せます。
最近では、粘土に押し型、ガラスプレートに彫刻、金箔張り加工を用いた立体タイプなど、いろいろな種類があります。作る方法も、キットを使って自宅でできるもの、自宅で型をとり、仕上げは専門店にお願いするものと2パターンあるので、ネットなどで調べて好みに合うものを見つけましょう。
押し型をとるときのパパ、ママの悩みは、赤ちゃんがじっとしていてくれないこと。赤ちゃんがぐっすり眠っている間にトライしてみるのもおすすめです。