赤ちゃんの行事・お祝い/お七夜

お七夜(2ページ目)

お七夜は赤ちゃんに名前をつけ、健やかな成長発達を願います。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

お七夜の祝い膳メニュー

かつては赤ちゃんの命名の儀式を終えたあと、仲人や祖父母などがそろって、祝い膳を囲んでお祝いしました。料理は伝統的なお祝いの料理である、赤飯やお頭つきの料理が並んでいたようです。

今では、ママの床上げがすんでいないことが多いので、お祝いをする場合でも家族だけとか、ごく親しい人だけを招いて行うようです。産後間もない時期ですので、料理にはあまりこだわらず、お寿司など出前をとるなどして、ママの負担を少なくしましょう。仕出し専門店で祝い膳を用意しているところもあるので、華やかなお膳でお祝いしたいときに利用してみるのもいいですね。
 

お祝いに呼ばれたら

ご祝儀の水引は紅白のちょう結び、表書きは「祝御七夜」「祝命名」「御酒肴料」とします。金額は5000円~1万円が一般的で、出産祝いとお七夜祝いを兼ねて贈ってもよいとされているよう。手みやげを持参するなら、花、お菓子、果物などお祝いの席で役立つものがいいでしょう。

お返しについては、祝い膳がお返しとなるので不要とされています。赤ちゃんの名前をつけていただいた場合、名付け親へのお礼は早い時期にするのがマナー。表書きは「命名御礼」とし,紅白結び切りかちょう結びの水引を使いましょう。
 

出生届は生後14日以内に

赤ちゃんの名前が決まったら、出生届を出しましょう。提出は生後14日以内とされています。届出用紙は、各役所に備え付けてあるほか、市町村によっては、インターネットでダウンロードできるところもあります。

出生届を提出する際には、医師の出生証明書、母子健康手帳、印鑑などが必要になります。14日目が日曜日だった場合は、翌日でもかまいません。届け出人は父または母になり、事情によっては法定代理人がすませることもできます。提出する場所は、現住所、出生地、本籍地のいずれかになります。

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