ワンランク上のおくすり情報に迫ってみましょう!
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お薬を使用する際には注意しなくてはいけない事がけっこうあり、マイナスの面も気になるものです。副作用も気になると思いますが、あまり情報がないので余計に気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おくすり110番徹底解剖で記した中から難易度3と4について解説をしてまいりましょう。
>>難易度早見表はこちら
<CONTENTS>
- 医薬品の影の情報に迫る
[■難易度3(使用上の注意が気になる方向け・ネガティブ情報)]……p.1 - プロフェッショナルな情報を見てみよう [■難易度4(プロユース・玄人向け)]……p.2
医薬品の影の情報に迫る
■難易度3(使用上の注意が気になる方向け・ネガティブ情報)
難易度3はを分類してみました。
いずれも、おくすりのネガティブな情報です。ここにかかれている表現は添付文書など、専門家向けの文書をそのまま掲載されていますので、実際にお使いの患者さんやご家族がお読みになるとちょっとドッキリしてしまう事があるかもしれません。しかし、医師や薬剤師はこのようなチェックをしながら患者さんと接しているのです。
もし、これらのコーナーに気になる言葉があっても、自己判断でのお薬の服用コントロールはお控えいただき、医師・薬剤師の判断を仰ぎましょう。
「妊娠とくすり」コーナーの使い方
薬が妊娠へ及ぼす影響は、女性はもちろん、気になる方も多い事でしょう。などなど、様々な場面で薬の服用は気になってくる事だと思います。
まずは、おかかりの医師に相談してみる事が大切です。その時の予備知識として「妊娠とくすり」のページを利用するのがいいのではないでしょうか。妊娠中は、いつもより体がデリケートになっているものです。特にこのような時にはインターネットの情報だけで判断しないで、直接のコミュニケーションをとった上で確認してください。
お薬の使い方の注意の中で多くの方にとって気になる情報です。 |
このときに、ご使用いただきたいのは、<メニュー>4.5.6.になります。
4.おもな薬の危険度(Sub メニュー)
5.禁忌薬/妊婦禁忌薬リスト(音順)
6.禁忌薬/妊婦禁忌薬リスト(薬効別)
4.6.を参照されると良いでしょう。ページをスクロールさせると薬効分類からしぼりこむ事ができます。
5.6.のページの上部、禁忌DBサーチのfromの右側のプルダウンメニューを「妊娠禁忌」にして、左側のボックスに名称を入れれば調べられます。
ただし、ジェネリック医薬品には対応していませんので、ハイパー薬辞典などでその薬がジェネリックではない事、ジェネリックの場合にはブランド品の名称を調べて入力する必要があります。
表示される情報は、区分、一般名、製品名、評価が掲載されています。評価は、添付文書、FDA薬剤胎児危険度分類基準、オーストラリア基準、虎ノ門病院の基準の4種類が用意されています。判断が微妙に分かれるところがあるので、いくつかの判断が必要になるのです。
薬の組み合わせと、食品との組み合わせが気になる時には
「禁忌薬と警告」の情報をチェックしてみよう
お使いの薬が「どんな薬とのみ合わせがよくないのだろう?」「食品で注意が必要なものはなに?」とか、使っている薬の特に注意が必要な事を自分でも確認したい時には、「禁忌薬と警告」の情報をチェックしてみましょう。基本的には診察やお薬を渡される時にチェックされるのですが、診察の時に医師に伝えてなかったり、毎朝グレープフルーツジュースや納豆だけは絶対欠かさない、などの偏った食べ物の好みがあったりする時に注意が必要です。
専門家が最も注意しているネガティブ情報です。 |
「禁忌薬と警告」では禁忌DB(データベース)サーチのキーワード検索と絞り込み検索ができます。
キーワード検索はその他のページと同じように入力ボックスにキーワードを入れて検索します。データベースの範囲をプルダウンメニューから「all」「併用禁忌」「妊娠禁忌」「警告」を選択できます。ドーピングは少し意味合いが異なるのでコチラからは検索できません。絞り込みは、併用禁忌、妊娠禁忌、警告のある薬、ドーピングから入っていき、該当するカテゴリで絞り込んでいきます。
警告や禁忌はお薬の使用にあたり注意が必要な情報です。妊娠の時に使ってはいけない薬の情報もここに含まれますが、その他に薬ののみ合わせ、ほかの病気などもお持ちで薬の使用に注意が必要な場合などの情報です。これらは基本的には専門家がチェックしていくものです。このページをご覧になって、伝え忘れたりした事がありましたら、すぐに医療機関に連絡してください。その他スポーツ競技で注意が必要なドーピング禁止薬などの情報です。特別なケースで注意が必要な情報と思っていただいていいでしょう。
「副作用リスト」で気になるキーワードをチェック
薬のよくない働きが副作用と呼ばれます。詳しく見てみると、以前の記事にもあるようにいくつかのパターンがあるようです。大切な事は、ページを開けるとでてくる「副作用まめ知識」に載っているのでしっかりとご確認いただいて、具体的な使い方にまいります。副作用の解説に使われる専門用語の解説がメインです。 |
【調べ方】
副作用の名称やどういった症状かがわかる時にそれぞれのキーワードからしぼりこんで検索していく方法が「音順・部位別リスト検索」です。耳にしたあの副作用ってどんなもの?お薬を飲みはじめてから気になる体のこんな所の変化はもしかして?という時に調べるのに便利です。
そして、しぼりこみがちょっと厄介な時にはページの上にある「副作用DBフルテキストサーチ」を利用しましょう。ボックスの中に気になるキーワードを入れて検索すると、関連する副作用情報が絞り込んで表示されます。後は該当する副作用をクリックして副作用カードから調べます。
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