坐薬を半分にしたいのですが…

子どもの病気
坐薬の切り方は種類や硬さによって工夫してみてください
Q:先日、子供が熱を出して熱を下げるためにと、坐薬(ざやく)を受け取りました。薬局で「半分にして使ってください」と、言われました。
非常に素朴な疑問なのですが、坐薬は上下があるように思っていました。そのため、縦に半分にするのでしょうか、それともやはり横に半分にするのでしょうか? 教えてください。坐薬はどのように半分にしたらいいのですか?

A:はい。お答えしますね。縦に切る方法や横に切る方法など、ご提案する薬剤師によって違う場合もあるようですが、坐薬の入りやすさから考えると、「斜めに切る」のをお勧めします。

※坐薬の種類や硬さによっては、斜めに切るとボロボロと崩れてしまうことがあります。その場合は、横に切ってください。


斜めに切る場合

下図のように、坐薬を斜めに切ります。切るときは少し暖めたカッターや包丁などを使って切るときれいに切れます(お湯をかけてふき取ってから切ってもいいですね)。ただ、手の温度でも溶けてしまうため、滑りやすいので切るときには十分気をつけてください。
坐薬ななめ
カッターなどで。滑りますので気をつけて切ってくださいね。

2つに分けて(どちらを1回目としてもいいのですが)、1回目は、切り口のところに指をあてるようにして、挿入してください。
また、2回目は、切り口のところを先端にして(とがっているため構造上入っていきやすい)、坐薬の下の部分を指で押すようにして挿入してください。

※切り口のところがとがり過ぎている場合は、指の温度で先端を溶かして少し角をなくしてから挿入するといいと思います。


横に切る場合

下図のように、坐薬を横に切ります。切り方などは、斜めの場合と同じです。
坐薬ななめ
カッターなどで。滑りますので気をつけて切ってくださいね。

2回目の下半分の坐薬は、スパッと切った切り口のままですと、入りにくい場合もあります。指の温度で切り口をなぞるようにして、溶かして少し丸みをつけると挿入しやすいかと思います。


わかりにくい場合は、近くのかかりつけの医師や薬剤師にお尋ねください。場所によって、説明方法が異なる事もあると思います。半分にすることが目的ですので、ご自身に一番あった方法でお試しいただければと思います。


*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。


【参考リンク先】
注意したい薬の飲み合わせ

薬の基本的な飲み方
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