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コンタクトレンズユーザーのための目薬考

花粉症などで目薬をお使いの方にはコンタクトレンズのユーザーの方もいる事でしょう。「コンタクトしたまま目薬ってしていいの?」という疑問にお答えします

執筆者:赤堀 一仁


花粉症の皆さんは、毎日のお薬が欠かせないではないでしょうか?目薬をご使用されている方もいらっしゃると思いますが、症状に関わらず毎日使う薬、ひどい時だけ使うように言われた薬など、いろいろな使い方のものがあります。

そして、最近ではコンタクトレンズを利用されている方も多くなっているので、「この目薬はコンタクトしたまま点眼してもいいの?」なあんて事が疑問になってくると思います。

▼基本は!
メガネは花粉をブロックできるという効果も報告されているので、もしメガネもお持ちで、この時期だけはメガネに切り替えても良いという方がいらっしゃいましたら、メガネへの移行を強くおすすめします。アレルギーの元である花粉をあびないようにする事が花粉症対策の基本です。ちょっと無駄に思えるかもしれませんが、コンタクトレンズに伊達メガネの組み合わせもいいかもしれません。

しかし、どうしてもメガネにするのはイヤ、というちょっとわがままなあなたに、コンタクトレンズと目薬の関係についてお話ししていこうと思います。

【コンタクトレンズをしたままの点眼は原則禁止!】

目薬の中には、コンタクトレンズ使用時の目の乾燥を防ぐものもがあります。このタイプはコンタクトレンズを入れたままの使用が目的ですから装着したままでも大丈夫ですが、この季節にあなたがお使いの目薬はこのタイプではないはずですよね。そして、通常「シーズン中は毎日点眼して下さい」と言われていることでしょう。この手の目薬はいくつかの理由からレンズをつけたままでの使用は止めていた方がいいでしょう。

▼目薬とコンタクトレンズの関係
目薬の中には、色のついたものがあったり、完全に溶けていない成分が含まれているものもあります。こうした製品がレンズに影響しそうな事は簡単に予想できるのですが、透明な目薬にも、レンズに影響を与えるいろいろな物質が入っています。

「目薬がコンタクトレンズに対してどのように影響するのか」という事は今の所、詳しく調べられていませんが、影響が絶対ない、と言い切る事はできません。特に、水を含んだりして柔らかさを保っているようなソフトタイプのレンズの場合には影響がありそうです。

では、ハードタイプを使っているあなた大丈夫でしょうか?
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