オールアバウトやメルマガではありがたいことに毎日、多くの方から様々な感想やご意見を頂きます。今回はその中でもよくご要望にあがってくる妊娠検査薬についての情報をお送り致します。
「待望の一瞬!」を伝えてくれるこのスティックの仕組みをお伝え致しましょう。

1)何を根拠に妊娠と判断しているのか?
妊娠が成立すると、受精卵の一部から発達した胎盤の絨毛組織からヒト絨毛性ゴナドトロピン(human chorionic gonadotropin HCGと略する)が分泌されます。このホルモンは母体尿中に排泄されるので尿中HCGを検出することは妊娠の有力な補助診断法となるわけです。妊娠検査薬はこのHCGに反応してHCGがあれば陽性になり、なければ陰性となります。
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これが陽性の(+)です。

2)妊娠だとわかるのはいつぐらい?
正常妊娠では排卵後10日前後より尿中HCG濃度は急速に上昇します。正常妊娠の場合には、排卵後12日目頃(着床後約3日)には25IU/L、排卵後14日目頃には50IU/L以上に達します。よって妊娠検査薬を使うのは排卵日から10日~14日頃が最適だと考えられます。クリニックでは生理予定日が最適と言われるところが多いです。焦って早くから使う方もおられますが、あまり早くしても結果の出るものではないのでご注意を。

HCGは妊娠していれば、妊娠週数に比例して上昇を続け、妊娠9~12週の頃にピークになります。妊娠の維持のために必要なホルモンだからです。

3)市販の妊娠検査薬と病院の妊娠検査薬は違うの?
基本的な部分は同じです。医療機関で使われるものは感度が高いものがあるので早期の場合は若干違いがあるかもしれません。しかし大きな差はありませんので市販の検査薬でも十分だと思われます。

4)妊娠検査薬って子宮外妊娠とかもわかるの?
妊娠検査薬は「妊娠」ということだけがわかるだけで他の事はわかりません。よって妊娠検査薬で陽性が出たら次はドクターのところに行って超音波検査をする必要性があります。妊娠反応が出ても子宮外妊娠の場合や流産の場合もあるので、ドクターと話をしてその後のケアが大事となります。
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妊娠初期の超音波画像です。クリックしたら大きくなります。

最後に
妊娠検査薬を使われる時って「期待される一瞬」だと思います。まずはそこからスタートということになります。そして陽性が出てもそれから色々なステップを乗り越えて妊娠~出産へと向かわれることになります。

ドクターによっては妊娠反応が出てもまだ始まりなので慎重に見ていきましょうということを言われる方がおられると思います。ドクターとしては心の中では妊娠反応に喜びつつもなんとか無事に育ってほしいと心で願っている状況ですね。

この記事を読んでいる一人でも多くの方に(+)陽性マークが出て、妊娠が無事に推移し、安産になることを私も心から願いつつ、この記事を終わらせて頂きます。

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