『帯状疱疹』と言うと難しそうですが、『疱疹』というのはボツボツしたできもののこと。そして『帯状』というのは読んで字の通り、『おび=ベルト状』ということです。つまり、体のラインに沿って、ベルト状に(大体は左右どちらかの片側です)赤いボツボツが現れるので『帯状疱疹』といいます。病気の名前の付け方は意外と簡単なのですね。
=症状=
まず、体のどちらか片方に,チクチクするような痛みがおこります。この時はまだ発疹は現れていません。(たまに、この時点で整形外科を受診される方もいらっしゃいます)。2,3日すると痛かった部分に対応して帯状に赤いブツブツ(発疹)、水ぶくれができます。この時点になるとはっきり帯状疱疹という診断がつきます。
皮膚症状も痛みも、2,3週経つとかさぶたになって治りますが、たまに『帯状疱疹後神経痛』といって、皮膚症状がなくなった後でも痛みが残る方がいらっしゃるので要注意です。
帯状疱疹とみずぼうそう、ヘルペスはみんな同じ仲間?>>次ページヘ