原因はなあに?

ヘルペスウイルスが起こす病気

=ウイルスってなあに?=
病気を引き起こす微生物には細菌(いわゆる『ばい菌』です)や、真菌(例えば水虫)、そしてウイルスといったものがあります。ウイルスはこの中でもかなり小さいのが特徴です(大体20~300(nm:ナノメートルと読みます。1nmは百万分の1ミリメートル)。
また、細菌は一人でも生きて増殖できるのに対して、ウイルスは他のものに寄生しないと生きていけません。動物や植物そして細菌に宿るウイルスというのもあるのですね!

イメージとしては『ウイルスは、病気を引き起こす微生物の中で一番小さいもの』と思っていただければよいと思います。

=ヘルペスウイルスはウイルスの種類=
さらにウイルスにはいくつかの種類があります。
例えば、お花の中にも『バラ科』があって、『バラ科』には桜、バラ、りんごなどがありますよね。コレと一緒です。
病気を引き起こす微生物の中に『ウイルス』があって『ウイルス』のなかに『ヘルペスウイルス』というものがあるのです。ちなみにウイルスには他にはAIDSの原因となるHIV、風邪の遠因となるアデノウイルスなどがあります。

=ヘルペスウイルスにも種類があります=
さらに、ヘルペスウイルスにも種類があるのですね。
上の例でいくと、『バラ』にも赤いバラや黄色いバラがあるのと一緒です。

ヘルペスウイルスの種類と、それが引き起こす代表的な病気には次のようなものがあります。

単純ヘルペス1型 → 口唇ヘルペス(口の周りに痒みを伴う赤い発疹ができるもの)
単純ヘルペス2型 → 性器ヘルペス(性器の周り痒みを伴う赤い発疹ができるもの)
Varicella-Zosterウイルス → みずぼうそう、帯状疱疹


=みんながもってるヘルペスウイルス=
ヘルペスウイルスは人間の体の中の『神経節』というところが大好きなので、一旦罹るとそこに潜伏します。そして普段は顔を出さないのですが、風邪を引いたりお年を召したりして抵抗力が落ちると、でてきて暴れだすのですね。よく『風邪を引くと口のまわりにボツボツができる』のはそんなわけなのです。
帯状疱疹はつまり、小さい頃かかったみずぼうそうのウイルスが長い間体に潜んでいて、免疫力が落ちたところで症状がでてしまう病気なのです。


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